2023/08/26
「前半ドットコン後半はオワコンの透水セット施工が可能?!」全国8エリア定例交流会開催のお知らせ
いよいよ国内全てのエリア(※)を対象に定例開催が決まった製造・施工交流イベントでは「オワコン」「オコシコン」「ドットコン」をはじめとした先進コンクリート技術にぢかに触れることができる。
全国「オワコン」「オコシコン」「ドットコン」体験
【小澤辰矢】「次の9月2日(毎月第1土曜日)製造・施工交流会ではあの【ドットコン】の施工も体験できる!」【降臨】
なお、最後にお知らせをしていますが、「見学会場土地提供者様募集」を行なっています。無料で雑草対策・駐車場整備ができるこの機会を是非お見逃しなくー。。
※主要都市(エリア):北海道・東北・関東・北陸・中部・関西・中四国・九州
いよいよ全国主要都市で開催する体験会とは
「オワコン」「オコシコン」そして、これからは「ドットコン」も含めて、定例で開催されている見学会では実際に道具や材料を手に取り体験することができる。施主はもちろんのこと、食わず嫌いでウジウジされている工事業者にとっては納得感が大きい。
カレンダーに表示されるよ! DMも配信するよ
開催日と会場の情報は随時HPトップのカレンダーに反映され、「庭コン」「生コンビニ」利用工事業者らを始め、まだ登録されていない工事業者らへも FAX DMでお知らせが届く。
まずは「ドットコン」を体験!
特殊型枠(ドットコン専用シート)に普通の生コンを打設。
その後、ホウキ目(スリップ防止)をつけて完成。表面に、穴の跡がうっすらと見えるはずだ。翌日に簡単モグラ叩きの要領で透水ホールが口を開く。
同じ生コンで「オワコン」製造と施工
特殊な薬剤(「オワコンの素・Y弾」)を投入することでドットコンに用いられていた生コンが「オワコン」に突如変身する様を見学。
さらに、敷き広げて木製タンパなどで締め固めることで「オワコン」は完成する。前半を「ドットコン」、後半を「オワコン」なら1台の生コン車でどっちの透水性コンクリートも楽しめる(施工できる)ことを意味する。
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最後は「オコシコン」
透水性コンクリート有終の美を飾るのは「オコシコン」。ドットコン、オワコンと普通の生コンから製造されるに対して、こちらはポーラスコンクリート(我が国の草分けは「パーミアコン」)となっている。
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最強のコスパ「ヌテコン」
なお、現在生コンキャンプで研究・開発段階中の「ヌテコン」は原材料に一切セメントも砂利・砕石を用いない(全て副産物や未利用資源)で製造される「突き抜けた捨てコンのように用いられる」コンクリートだ。なお、本「ヌテコン」並びに流動化処理土「イワモル」については、必ず体験できるとは限らないのであらかじめお問い合わせください。
関連記事:【ヌテコン】「くだらない会議をしている暇があるなら試験練りをしよう」【試験練り】
流動化処理土「イワモル」も
前述のごとくこちら「イワモル」(流動化処理土)についても地域限定で製造・出荷されている製品であるため、「運が良ければ」体験できる、かも。
関連記事:【徳島】「イワモル。少量ですが、公共に対して21m3出荷出来ました」
見学会場のご提供者様を募集しています
例えば、こんな空き地。生コンポータルでは各地で開催される定例交流会の会場として土地提供を募集している。見学会のたびに雑草対策ができるという特典となっている。
「コンクリートをもっと身近に」
とにかく、来る日も来る日も、コンクリートをもっと世間に馴染みの深いものにすることが肝要です。そのためにも、毎日毎日やってることをあけすけに「伝える」情報発信が大切なのでありますっ。
オワッコーン‼︎
今後開催される見学会については随時カレンダーやDMでご案内しますので是非是非奮ってご参加くださいー。
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。