2023/04/01
「オープンイノベーション 【生コンキャンプ】 が誇る滞在型ラボラトリー【kr】シリーズについて」
「仕事」と「遊び」の境界線を曖昧にする。生コンキャンプでは建設・コンクリートのオープンイノベーションを加速させる施設 krシリーズ を整備した。同じ時代に同じ主題「コンクリート」に向き合うすべての人たちとの交流の場・滞在型ラボラトリー krシリーズの紹介。
kr Lab完成
生コンキャンプの試験棟「Lab」完成。当施設では実機試験による供試体作成や各種試験が予定されている。https://www.cuco-2030.jp/
ちなみに、kr Yard(下段)では実機製造したコンクリートで実寸大実験も可能となってます。
kr Yard で実寸大実験も
実機で製造され実際に舗装されたコンクリート版で実寸大実験が行われている様子。https://www.nr-mix.co.jp/econ/blog/kr.html
オープンオフィスkr Quarry
ミーティングやオフィスとして利用が進むkrQuarry。
カフェLUMBER
kr Lumber https://instagram.com/lumber_kr?igshid=YjNmNGQ3MDY=
仕事終わりに大懇親会 kr Starry
kr Starry には日本鉄具製作(日工関連会社)製ファイヤーサークルが設置されている。
共同研究でkr Labを訪ねたYNUの方々との懇親会の様子。
露天風呂 kr Ponds
kr Shared(滞在スペースはkr Quarry2F) に滞在されるゲストのために設置されるkr Ponds は伊豆の自然を借景した露天風呂。
屋外W.C.完備
アプローチにはホワイトカーボン(RRCS・野口貴文代表理事)を意識したカーボンネガティブ仕様の「オワコン」。
Pondsで濡れた体でも利用できる屋外W.C.。
起こせ! オープンイノベーション
kr Factory として伊豆中央コンクリート.LLP(生コンクリート製造工場)を利用。サイロは5系統を誇り、高炉スラグ微粉末も実装されているなど特殊コンクリートの製造に前向き。写真は5年前の工場の様子。https://sekokan-navi.jp/magazine/15068
残コン姐さんのおっしゃる通りだと思います。イノベーションは黙りこくって難しい顔をしていて産まれるなんて信じてる人はきっといないでしょう。生コンキャンプは、建設会社や生コン工場などものづくりに携わる方々との交流プラットフォームとして生コンポータルでは長年取り組んできました。そのプラットフォームに実際の形を、という願いを込めてこのたび滞在型ラボラトリーkrシリーズをご紹介いたしました。
本日も岐阜から来客がありますし、来週も遠方から何組ものゲストのご来場を予定しています。同じ時代に同じ「コンクリート」を主題として生きている人たちと共に。生コンキャンプでは「残コンステーション」をはじめ、「オコシ材」(オコシコンのキーバインダー)「Y弾」(オワコンのキーバインダー)「Re-con zeroシリーズ」などなど多くのソリューションが開発されてきました。
krシリーズが完成したことでさらにオープンイノベーションは加速することでしょう。
ぜひ、みなさんと、繋がりたい。
一人でも多くの方に関心を持ってもらいご来場いただけますことを願っています。
オワッコーン‼︎
職員一同・イメキャラ一同 ご来場心待ちにしていまっす。
作者・宮本充也
※生コンポータル(有限会社 長岡生コンクリート)は生コン・残コンソリューション技術研究会に加盟しています。https://rrcs-association.or.jp/
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。