2023/08/28
「コンクリートの社会実装なら《HAYN隊》にお任せ! まずは、玉名市(熊本県)に駆けつけます!!」
今やる、すぐやる、とにかくやる。いいから、やる。しのごのごたくを並べていないでとにかく行動に移す。それが、HAYN隊の流儀。玉名市で早速始まる「オワコン」試験実装。宮本さん、頼まれなくても現地に駆けつけます!
コンクリート特攻チーム【HAYN隊】結成
玉名市「オワコン」で市民を草刈りから救済
玉名市は、熊本県の北部にある市。 熊本県の北部の中心的な市であり、国や県の出先機関が置かれている。市内にある玉名温泉、小天温泉は有名。2005年10月3日に隣接する岱明町・横島町・天水町と対等合併し、新市制による玉名市となった。 ウィキペディア
こちら以前福井県庁発注の雑草対策(植栽メンテ)に採用された「オワコン」公共事業の施工中とその後の様子。現在造粒ポーラスコンクリート(オワコン)の共同研究先・横浜国立大学細田暁教授と親交のある玉名市職員らで「オワコン」を用いた市内の雑草対策を公的に推進する動きが生まれている。
関連記事:【福井】「県民の血税を無駄にしない! 土砂流出・雑草対策に民間でバズ中の製品を採用した素晴らしい県庁」協立生コンクリート
細田暁教授が参加し「オワコン運用マニュアル」を策定
ここ2ヵ年「オワコン」(造粒ポーラスコンクリート)に関して横浜国立大学(YNU)との共同研究が進行している。すでに、国土交通省の関東技術事務所で試験実装されるなど、今後公共事業における「オワコン」(造粒ポーラスコンクリート)のマニュアル策定についてはYNUらがリーダーシップをとることになるだろう。
関連記事:「造粒ポーラスコンクリートに関する横浜国立大学の研究が国土交通省の事業として採択されました」オワコン
そもそも【HAYN隊】って何?
細田暁と愉快な仲間達の頭文字をとって、HAYN。そんでもって、変態の集まりなので、ヘインタイ。光る、細田暁のネーミングセンス。ちなみに、「いいね」でリアクションしたのは宮本さんと大曽根さんの2人だけ、学生(船山さんとヤン君)からのリアクションが待たれる笑。
HAYN隊の強みは「今やる、すぐやる、とにかくやる。」
細田暁らが率いる命名HAYN隊の強みは「理屈はいいからとにかくやる。」だ。答えに最も近い行為は「やってみる」以外にない。だから、「今やる、すぐやる、とにかくやる。」を至上としてごたくならべる時間があったら即実行に移す。
関連記事:【神奈川】「学生らが主体的に開発した造粒ポーラスコンクリートgranZ con社会実装」相武生コン・横浜国立大学
「イワモル」も。公的マニュアルづくりへ
並行して、HAYN隊では流動化処理土「イワモル」についても「残コナ」など各種技術をブレンドして公的マニュアルの策定を志向している。「地中の穴ボコで困ってる市町村なんてなんぼでもありそう」。また、HAYN隊にはそのような意味からもゼネコンや土建業者の参画が待たれる。
関連記事:【国土交通省】生コンの廃棄物等を革新的に活用した 「造粒ポーラスコンクリート」や「流動化処理土」等の現場実証【現場レポート①】
創発から生まれた産官学の有機組織【HAYN隊】
熱唱する細田暁教授。ここまで突き抜けた大学教授を宮本さんは他に知らない。ちなみに、本動画は限定公開にしてあるので、ご安心ください笑。
「コンクリートをもっと身近に」
こんな突き抜けた人も、建設コンクリート分野にはきちんとおられるんですよね。よく言いますが、イノベーションを起こすのは「よそ者、若者、馬鹿者」。つまり、同じ場所で同じように過ごしていたら絶対得られない視点というものがあるんだと思います。つまり、世の中を変えるのは、世の中から「あれ?この人ちょっと、というか、だいぶおかしいぞ?」と思われてる人なわけです。
もちろん世の中からの負圧はたくさんありますが跳ね除けてガンガン行こうぜっ。HAYN隊結成おめでとうございます!!
オワッコーン‼︎
何より、HAYN隊結成、おめでとうございますー。よくある業界団体の結成と違って、誰かに強制されたり指示されたからできたものではなく、自然発生まるでエコシステムが無限に有機物(価値)を産出するようなモデルです。今後に期待ですね。
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。