長岡生コンクリート
創発により紡ぎ出される
コンクリートソリューション

2024/01/18

「いよいよ出発!」イタリア・MAPEIと伊豆半島・生コンポータル(長岡生コンクリート)協業の歴史を振り返る #7

「いよいよ出発!」イタリア・MAPEIと伊豆半島・生コンポータル(長岡生コンクリート)協業の歴史を振り返る #7

コロナ禍日本国内で見た発展はウェブマーケティングによる製品のバズに始まり公共事業での大型受注に帰結している。10年来の協業先MAPEIと生コンポータルの連携をここで今一度振り返り更なる進化に向けた協議が始まる。



イタリアへ出発しました

 残コン女の子

本日は昨晩(2024/01/17)22:55に羽田を出発した宮本さんたちのMAPEI訪問によせる思いについてご紹介でっす。長時間の飛行機移動は通信の問題を除けばブログであれこれ振り返るのにちょうどいいようですー。。

「イワモル」「オワコン」紹介します!

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左・エブサさんはエチオピア出身で残コン粒状細骨材や「残コナ」を用いたCLSM「イワモル」を、右・ヤンさんはカンボディア出身同じく粒状骨材や「残コナ」造粒材re-con zero EVOを用いた「オワコン」(造粒ポーラスコンクリート)の研究をする横浜国立大学細田暁研究室の学生さん。

EROICA親善大使MAPEI訪問も兼ねて

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左からマルコさん(地域おこし協力隊)、山口イケメン(fmいずのくに)とエブサさん、ヤンさん。国籍も、イタリア、日本、エチオピア、カンボジアとこんなに国際色豊かなMAPEI訪問はこれまでに経験がない。

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3年ぶりのMAPEI訪問

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出発直後窓外の夜景。コロナ禍ということもあり実に3年以上期間が空いていた海外出張。 その期間中にはインターネットマーケティングによる「オワコン」「オコシコン」のバズや公共事業での大型受注など筆舌に尽くし難い日本国内での成長があった。

CO2 boost our business

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MAPEI × 生コンポータル のあゆみは「残コン」から始まった。そして、現在は地産地消・資源循環・脱炭素などのトレンドがその協業を強く後押ししている。

MAPEI × 生コンポータル (SCMs高度利用)

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MAPEIから提供されている混和剤(結合材にセメントを用いずにSCMsの反応を促進する)はそんな時代背景に見事にハマる。

MAPEI × 生コンポータル(コンクリート舗装)

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MAPEIとの協業の象徴と言っていいre-con zero evoはいまや「造粒材」として舗装コンクリート「オワコン」(造粒ポーラスコンクリート)のソリューションとして位置付けられている。

WEBでバズったり、公共事業で注目を集めた理を振り返ってみると、MAPEI × 生コンポータル の協業の爪痕がきちんと残ってるなっ。 ここからはひとえに技術のみならず、地域経済を巻き込んだ協業に発展していくぜっ。

 残コン姐さん

協業は技術から地域へ!

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MAPEI × 生コンポータル 技術を通した協業はいよいよEJ2024伊豆半島開催(当該コンクリート舗装はEJ2024の公式ルートとなっている。

残コンさん、残コン姐さん。 腰がめっちゃ痛い宮本さんですっ。
「コンクリートをもっと身近に」
あと数時間でイスタンブールでトランジットからのいよいよミラノか。 今日はチェックインやラボ見学、ディナーといった比較的軽めの1日だからがっつりジェットラグをぶっ壊して、明日のディスカッションに臨むよっ。「水の次に流通する材料」って言葉を僕に与えてくれた恩人ジョルジオ・フェラーリ博士と共にね。
オワッコーン‼︎

 宮本

 残コン女の子

ぉ、おわ?? そうでした、宮本さんがコンクリートにより一層気合を入れた言葉はイタリアを訪ねた時に聞いたんでしたー。。
残コン‼︎ オワッコーン‼︎

 残コン姐さん



作者・宮本充也

残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。

Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。

After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:採石業務管理者/2級FP技能士