2023/10/08
「流動化処理土【イワモル】としてだけじゃない?! 固まる砂・防草材・舗装材としても活用【まさ固】も!」(生コンビニ定例見学会)
毎月第1土曜日定期開催されている「生コンビニ」の交流会では、人気商品「オワコン」「オコシコン」「ドットコン」だけでなく、流動化処理土「イワモル」や、固まる砂「まさ固」まで幅広い体験が可能。仕事の後には宿泊無料のゲストハウスで懇親会まで!
「イワモル」と「まさ固」の見学会
集水枡の埋め戻し
埋め戻しBefore。
排水に用いられる「集水枡」の埋め戻しは通常「残土」「改良土」などを用いるものだが生コン車登場。
流動化処理土「イワモル」で埋め戻し
こちら、生コン屋さんの流動化処理土「イワモル」はそんな埋め戻しに用いられるマテリアル。残土の埋め戻しと違って転圧・締め固めなど作業が不要だから仕事は秒で終わる。
さらに、「コンクリートほど硬くない」「周辺地盤と同等の強度」なため、仮に掘り返したりする必要が発生したとしても簡単に作業ができるのが特徴。
さらに「防草」「舗装」の材料、固まる砂「まさ個」として
流動化処理土「イワモル」は埋め戻しだけでは終わらない。固まる砂「まさ個」として雑草対策や舗装としてさらに活用される。
こちら、「スラッジ水」「残コン」、少量の結合材(50kg/m3程度)「高炉スラグ微粉末」(または、高炉セメント)を用いているため、お値段が「安い」のが特徴。
毎月第1土曜日定例見学会で体験できる
なお、流動化処理土「イワモル」さらに、固まる砂「まさ個」は毎月第1土曜日15:00〜定例の見学会で見学することができ〼。
ただ酒飲めるし、観光地ってこともあるし、これを見てる奴らはぜひ参加すべきだっ。
集まれ「生コンビニ」の定期交流会
なお、現場サポート「生コンビニ」では毎月第1土曜日定例で定期交流会が開催(無料の懇親会、宿泊施設完備)されておりますのでどうぞご参加をご検討ください。
「コンクリートをもっと身近に」
毎月毎月、同じことを淡々と反復継続する今のステージに来れたことを宮本さんはとても安心感と共に受け止めています。これだけやっときゃいいのだから。日々の現場をblg、sns、動画で発信して、毎月第1土曜日に交流して、たまに「生コンキャンプ」を張って。単純な繰り返しの日々が最も宮本さんにとって快適なのさっ。
オワッコーン‼︎
伊豆長岡温泉で毎月開催されている「生コンビニ」の交流会へのご来場をイメキャラ・職員一同心よりお待ちしておりまっす。
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。