2022/12/09
【島根】「100年後の子孫に残すお墓の透水性コンクリート」雑草対策・水はけ
島根県安来市。
以前、白石建設のセミナーに参加されてより「どこかで施工したい」という思いがあり、今回先代のお墓移動に伴い舗装に透水性コンクリート「オコシコン/(ドライテック)」を採用。
念願が叶った形で、今後積極的に提案していく予定。
水はけ抜群のオコシコン/(ドライテック)だからこそ、永遠に続く先祖代々のお墓に最適なコンクリート。
製造:加藤商事様、施工:門脇土建(8m2、100mm厚、4名、1.5時間、クローラーダンプ運搬、庭コン登録)
仙台のお墓移動に伴いオコシコン/(ドライテック)採用
施工Before。(↓施工中の様子)
墓地の透水性コンクリートはこれまでも何度も検討・採用されているテッパン理由と言える。
⚫︎草とり(雑草対策)
きっとお盆に帰省してまずはみんなで草むしりなんて日本の夏の風物詩とも言える。
そんな文化は寂しくもあるが時代の移ろいとともに薄れ核家族化が進み墓地の管理は手薄になる。
なるべく草が生えないように舗装したい。
⚫︎水はけ
次に問題になるのが、実はあまりしられていないが、排水問題。
納骨堂に水が流れ込んでしまうという被害はあまり知られていない。
狭いスペースのお墓では住宅外構のアプローチや犬走(いぬばしり)で問題になる排水がさらに深刻になる。
「ご先祖さんのお骨が豪雨のたびに水浸し」
あまり気持ちの良いものではない。
お墓こそ水はけを良くしておくべきだろう。
雑草対策、水はけ、いずれも一挙解決できるのが、オコシコン/(ドライテック)となる。
オコシコン/(ドライテック)でお墓の水はけ対策スタート
施工開始。
今回は納入箇所までの通路が狭いためクローラーダンプによる納品。
今回製造にご協力いただいたのは島根県の加藤商事さん。
今後門脇土建さんを製造面で強力にバックアップ。
初めての施工でありながら見事な均し、仕上げの流れ。
施工After。
これでご先祖様は浸水の危機に会うこともなく、ご遺族の皆さんも年中行事の草むしりから解放される。
住宅と違って住んでいる人だけでなく先祖代々にまでオコシコン/(ドライテック)は役に立つ。
今を生きる人たちが後世に残すことのできる価値だ。
⚫︎参考記事:「草むしりとかに悩みたくないでしょ?|水勾配のいらない土間コン」
オコシコン/(ドライテック)は水はけ改善に抜群のコンクリート
今回島根県のお墓に施工されたオコシコン/(ドライテック)は、水を透水させることができるコンクリートだ。
内部に無数の隙間(空隙)を持っていて、水を自由に透すことができる。
つまり、オコシコン/(ドライテック)の表面に落ちてきた雨水は水たまりを作らず、地面に流されていくということだ。
例えば、「水たまりができやすいお庭」「湿気が溜まりやすい犬走」「砂利だけで使い勝手の悪い駐車場」など、水はけに問題を抱えている場所にオコシコン/(ドライテック)を施工するだけで、問題を解決することができる。
それと、デザイン性にこだわりたい場合にはカラーリングを行うこともでき、DIYによる施工も可能だ。
オコシコン/(ドライテック)は施工が簡素化されているため、普通の生コンクリートよりも簡単かつ短時間で施工することができる。
施工手順などをしっかりと調べてから挑めば、DIY経験が多くはないDIYerでも施工ができてしまう。
そのため、自身の手で家周りの水はけを改善したいという場合には、オコシコン/(ドライテック)のDIY施工も検討してほしい。
材料のお求め方法は「生コンビニ」で詳しく解説している。
100年後の子孫に残すお墓のオコシコン/(ドライテック)
今さえ良ければいい。
あらゆる産業が追求している拡大再生産には持続性がない。
有限な資源の星の上で永遠の拡大再生産は不可能。
子供の時代まではなんとかなるだろう。
孫の代がどうなっているか僕たちには想像が難しい。
そして、家族で訪ねるお墓に眠る人たちが今の時代をどのように想像していただろう。
僕たちもやがて永眠してお盆やお彼岸に子孫の墓参りを迎える。
そんな100年後に環境は一体どんなふうになっているだろう。
今回墓地移設に伴い整備されたオコシコン/(ドライテック)。
一義的にはもちろん大地に蓋しないことで自然と人が調和する世界を実現する。
雨水は樹木や草花の根系に水と酸素を届け、地下水系が再生することによって井戸水や湧水は人々の暮らしを潤す。
そして、二義的には10年後、50年後、100年後も、その土地は雑草などメンテナンス・維持管理から免れ、納骨堂が浸水するようなこともない。
今の僕たちの営みがそのまま100年後にも価値を残す。
コンクリートはSi、Caが主成分だ。
石材やガラスのように永遠なるもの。
樹脂やプラスチック、アスファルトのように劣化することはない。
その思いは永遠に先祖代々永続する。
100年後の子孫に残すお墓のオコシコン/(ドライテック)。
コンクリートは永遠なるもの。
島根県での施工にはそんなストーリーが隠されている。
宮本充也