2023/02/14

【京都】「昨年11月に当社としては最後のドライテック施工を行いましたので、その際の写真を送らせていただきます」吉岡商店

（前略）今月の中旬に当社として初の「カラーオコシコン」を施工する予定となっております。現場は京都府京丹後市網野町浅茂川にあるピザ屋さん「uRashiMa」の駐車場で、数量は約9ｍ3程度です。このピザ屋さん、ピザ作り世界大会で2位に輝かれた名店で、大繁盛しており、駐車スペースにオコシコンを採用されると宣伝効果も絶大だと思われます。
製造・施工：吉岡商店（担当：吉岡広光）

最後のドライテックBefore

Before。

製造は長年透水性コンクリートで協業してきた京丹後の吉岡商店。骨材飛散対策や着色など豊富な経験を有し、今回は「オコシコン」にアップデートされる前の同社として最後の「ドライテック」の施工実績を共有くださった。

無着色打設完了

こちらの工事では無着色（写真）と着色（未舗装部分）の2色で採用された。

緑色のドライテック（現「オコシコン」）

吉岡商店など着色対応可能な工場は限られているため事前に問い合わせ必須。

こんにちは、おこし君です。
吉岡商店さんは長年透水性コンクリートをはじめとする特殊コンクリートの実績が豊富で着色や骨材飛散対策など独自に様々な工夫に取り組んでおられます。生コン工場3000社あるといってもこんなふうに積極的な工場さんってすごく珍しいんですよ。

無機顔料だから色付きでも施工はいっしょ

敷設された材料を平らに均し（写真手前）、その上から必要に応じてベニアで荷重を分散させるなどして凹凸対策をしつつ振動プレートで締め固め（写真奥）て仕上げは完了。

最後のドライテックAfter

施工After。吉岡商店にとっては最後のドライテックとなる本件を持って透水性コンクリート事業は「オコシコン」に移行。いよいよ春を迎え透水性コンクリートのトップシーズンとなる。

今月の中旬はカラーオコシコン

宮本さま　ご無沙汰しております。京都の㈱吉岡商店　吉岡です。昨年8月に工場見学をさせて頂いた際には大変お世話になりました。さて、昨年11月に当社としては最後のドライテック施工を行いましたので、その際の写真を送らせていただきます。尚、今月の中旬に当社として初の「カラーオコシコン」を施工する予定となっております。現場は京都府京丹後市網野町浅茂川にあるピザ屋さん「uRashiMa」の駐車場で、数量は約9ｍ3程度です。このピザ屋さん、ピザ作り世界大会で2位に輝かれた名店で、大繁盛しており、駐車スペースにオコシコンを採用されると宣伝効果も絶大だと思われます。

ご丁寧にありがとうございます。いつも大変お世話になっております。また、こちらでお伺いしてお手伝いすることがございましたら遠慮なくおっしゃってください。今後ともよろしくお願い申し上げます。（LINE原文まま）

オコシコンはどのように改良されたのか？

ドライテック時代から施工実績豊富な城所さん（通称きー君）が実際に「オコシコン」を施工してみた率直な感想がわかる動画。

こちらも同様に経験豊富なall round新井さんからのレポート。清掃時、ドライテック時代にはどうしても粒（骨材）が剥がれてしまっていたが、「オコシコン」にはそれがみられなかった（つまり、施工中の保水性改善により乾燥しなくなったことを示す）。

「ドライテック」に比較すると「オコシコン」は施工中「ベトベト」と粘性を帯びているのが特徴です。このことにより、施工中風や日射などによる乾燥を防ぎます。

【参考】ドライテック時代のクレーム「骨材飛散」

施工中の乾燥はセメント水和の不良をもたらし写真のように一旦骨材（粒）が剥がれるとその後も継続して大きな陥没などを引き起こす。補修方法は可能な限り手作業で骨材を剥がし切り、プライマー（写真）を塗布した上にフレッシュな材料を埋めていく。

吉岡商店さんありがとうございます！

吉岡商店さんは僕が駆け出しくらいの頃からいろんなコンクリートのことで協業させてもらってきた生コン工場さんです。とにかく積極果敢な操業スタイルは同じく地方の生コン工場として見習うべきが多く、いつもいつも刺激をいただいてまいりました。これからもお互いに生コン工場として切磋琢磨していければと存じます。
さあ、いよいよ春を迎え、「オコシコン」にバージョンアップした生コンポータルのポーラスコンクリートは姉妹製品「オワコン」（造粒ポーラスコンクリート）と共にいよいよ「コンクリートをもっと身近に」変えていきます。
各地の製造・施工店がそれぞれの地域でチャンスをものにしていただけるよう僕たちも情報発信に邁進してまいりますので引き続きよろしくお願いいたしますっ。
オワッコーﾝ‼︎