2020/03/26
【神奈川】「知ってもらうための努力はつづく」送電線鉄塔内舗装・150m2・防草・排水
神奈川県厚木市。送電線鉄塔内舗装は防草と水処理(排水)を目的に透水性コンクリートが施工される。
製造:小島商店生コン部、元請け:岳南建設、施工:平塚金目土木(150m2、80mm厚、8名、3時間30分、庭コン登録)
小島商店生コン部
今回初めて製造をご協力いただいた小島商店生コン部。
日本全国に生コン工場は3200を数える。
これまでに透水性コンクリート(ドライテック)は全国300の生コン工場に支えられて日本の地面を変えてきた。
本当に大地を再生するためには1,000工場は必要だと考えている。
15年前を振り返ると嘘のようなことだ。
今回のようにお客様(岳南建設)から透水性コンクリートの発注があっても、その供給に協力してくださる生コン工場がなかった。
供給ができず失注なんてことも少なくなかった。
15年の時を経て今ではそれなりに知名度も上がり当たり前のように製造に協力してくれていることに感謝を忘れないでいたい。
施工Before。
もう今ではごくごく当たり前に発注いただいている送電線鉄塔内舗装の透水性コンクリート。
⚫︎防草(雑草対策)
⚫︎排水
を両立させることができることでぞくぞくと発注をいただいている。
150m2という巨大な面積だが任意の形に区分し、ジョイントを突き合わせ目地とすることができるため、たった3時間半で施工は終わってしまう。
施工After。
通常の生コンクリートだったらここから、
⚫︎水引き(ブリーディングがおさまること)を待つのに3時間
⚫︎金鏝仕上げに3時間
となり、とても1日の内には終わらない。
残業だ。
その点、今日も通知らずに通常の生コンによる土間に長時間の労務を強いられている施工者のことを考えると、きちんと情報発信に努める必要を強く感じる。
透水性コンクリートを知ってもらうだけで苦役から解放される。
実際に「食わず嫌い」で施工をしようともしない施工者は少なく無い。
一方、一度施工しただけで掌を返すように次から率先して施工しようとする施工者も多い。
「たった1度施工を体験する」
このことが非常に重要な意味を持つ。
無料キャンペーン実施中!
全国で毎日見学会・セミナーを開催している。
近頃ではZOOMによるWEB中継も並行している。
少しでも「知ってもらう」ことで通常の土間コンの苦しみから解放される施工者を増やしたい。
だから、初めて施工されるプロ施工者限定に無料キャンペーンを張っている。
駐車場1台分(材料2m3程度)以上に限り、初回0.5m3無料進呈。
少しでも採用のハードルを下げるための措置。
生コン工場もそうだけど、施工者の方々にもご協力いただかなければ大地は再生しない。
自然と人が調和する世界を具現化する具体的なコンクリートテック透水性コンクリート。
その理想を求めるためには誰かが犠牲になってはならない。
施工者にとっても従来以上に価値を創出している。
製造者(生コン工場)にとっても同様に普通の生コン以上の価値が届けられる。
それでこそ、自然と人が調和する世界となる。
でも、知ってもらわなければ、いつまで経っても具現化しない。
今日も、明日も。
知ってもらうための努力はつづく。
宮本充也