埼玉県。水はけの悪い奥まった土間のため、施工経験豊富なYNKワークスにより提案され採用となる。今時の土間コン・駐車場は水を通して当たり前。そんな常識を作っている。
製造：渋谷建材（担当：大曽根勇太）、施工：YNKワークス（10m2・1m3、100mm厚、2名、30分）

水はけの悪い奥まった土間

見ての通り、奥まっている。

手前側は土間コン。

結構古くに施工されたもののように見える。

きっと奥は植栽か花壇か、または芝生だったのだろうか、夏には雑草に相当悩まされていたのだろうか。

潰して土間コンをとのご要望だったのだろうが、そこは施工経験豊富なYNKワークス。

「奥まった水はけの悪い場所なのでポーラスコンクリート（透水コン）で」

それは一流の施工を見ていこう。

YNKワークス一流のプレートさばき。

敷設され、レーキなどで平らに均された材料は、振動プレートなどで締め固められる。

施工はそれだけだ。

施工After。

見事、真っ平ら。

任せて安心、YNKワークスだね！

2022年中に「土間コンは水を通す」となる

透水コン（オワコン、その他ポーラスコンクリート）は当たり前のように水を通している。

また、土間コンの施工費よりも原価が安く組める。

理由は以下の比較の通りだ。

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⚫︎土間コン：掘削200mm・残土処分200mm分・路盤工100mmをダンプで引き取り施工・ワイヤーメッシュ配筋・コンクリート工100mm・養生→ 2日以上
⚫︎オワコン：掘削150mm・残土処分150mm分・路盤工50mmをオワコンで・ワイヤーメッシュ不要・オワコン100mm（1台の生コン車で路盤と一体施工）・養生→1日以内

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まず、オワコンなら作業人員を圧縮することができる。

ポーラスコンクリートでありながら、簡単に乾かない（モルタルペーストが寄与）。

だから、 作業員が1〜2名土間コンより少なくても全く問題なく、ゆっくり施工ができる。

そもそも作業人員を別の工事に配置することができ、なおかつ1日のうちに全てが終わってしまう。

だから、こんなキャンペーンを打つことができる。

なかなか動こうとしない施工者の皆さんに目に物ご覧いただくために。

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やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、 ほめてやらねば、人は動かじ（山本五十六）

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宮本五十六的には、そんな気持ちでいっぱいなのである。

まずは、やってみせる。

現地の施工店の方々に、その上で、言ってきかせて、させてみる。

そして、ベタ褒めする。

すると、当たり前のように、「土間コンと言ったらオワコンだよね」と何もなかったかのように施工者らは現地の生コン工場にオワコンを注文する日がやってくるのだ。

宮本充也