2022/03/14
「真砂土(固まる土)とガチンコ対決?!」ホームセンター初《カインズ》でいよいよ販売スタート
ホームセンターのトップブランドカインズ(新座店)でいよいよ透水性コンクリート ドライテックが設置され販売がスタートした。サンプルが設置されたのはなんとエクステリア舗装の王者《真砂土》(固まる土)の隣。「真砂土(固まる土)とガチンコ対決?!」。エクステリアの舗装を二分する決戦はカインズが審判役!
しかし、本当の勝利を手にするのはドライテックと真砂土ではなく・・・
袋でチマチマと違って生コン車からドドドーだからDIYに向いている
展示された透水性コンクリートはこちら。
真隣には真砂土(固まる土)の展示が設置されている。
DIYでお庭の舗装といえば真砂土がテッパン。
カインズでも売れ行きは好調だそうだ。
そのコーナーになんと透水性コンクリートをぶつけてきた。
担当バイヤーの森さんにはそれだけその潜在性をご評価いただいたのだろう。
「お客様のために」
そのサンプルはあえて人気商品固まる土の脇にぶつけた。
「選べる」
これまでせいぜい袋タイプの真砂土かアスファルト程度しか選ぶことのできなかったこの領域に透水性コンクリートが殴り込みをかける。
こちらは真砂土(固まる土)の展示だが、サンプル展示の時点で表面剥離が・・・
当然ながらコンクリートと土の対決であるため、経年に対する耐久性や性能についてはドライテックのほうが素晴らしい。
カインズ関係者の皆さんの評価も上々だ。
DIYなら真砂土・ドライテックよりも「オワコン」
真砂土とドライテックに焦点を絞って、DIY舗装はどちらが向いているのかを紹介してきた。
しかし、DIYという観点から言えばさらに最適な舗装材が存在することをご存知だろうか。
ドライテックよりも施工が簡単で真砂土よりも防草透水効果がある「オワコン」だ。
オワコンは造粒ポーラスコンクリートと呼ばれるドライテックと姉妹関係にあるコンクリートだ。
造粒ポーラス構造で内部に多数の隙間が存在し、隙間を水が通りやすい透水性を持つ。
真砂土の場合だと経年劣化による表面剥離が発生しやすいが、オワコンは粒状でもコンクリートであるため表面剥離の心配はほとんど無く超高耐久だ。
見た目は小さな泥団子のようなオワコンだが固まる土と呼ばれる真砂土よりも強く固まる。
草が生えやすい場所であったとしてもオワコンを敷設することによって、ほぼ草が生えてこない状態にできる。
オワコンのメリットをまとめると、
・防草効果が高く草が生えてくる心配がほとんどない
・ドライテック同様に透水性が高く水を透すことができる
・耐久性がとても高い
が主なものとなる。
(他にもドライテック同様に、水たまりができない、限りなく平坦にできる、費用対効果が高い、といったメリットもある。)
しかし、あえて上のメリットには載せなかった最大のメリットがオワコンにはある。
それはドライテックよりも簡単にDIYで施工をすることができるということだ。
オワコンの施工手順は、
・敷設
・均し
・仕上げ
で施工することができる。
DIYを行う現場にオワコンを運搬し、トンボやレーキなどで平らに均していく。
均し終えたら後は仕上げで、転圧機を用意しなくとも足で踏み固めるだけだ。
上記写真のように板を敷いて綺麗に仕上げることもできるし、タンパーなどで圧を掛けるのも有効的だ。
もうお気づきの方もいるかもしれないがオワコンはコンクリートだ。
コンクリートなのにこれだけの作業で施工ができてしまう。
つまり、DIYにとても向いており、DIY初心者でも1日で施工ができるということだ。
(もちろん施工面積にもよる。)
水を通しやすいオワコンと言われても、ピンと来ないという方もいるかもしれない。
ぜひ下記の動画を一度見て頂きたい。
オワコンもドライテック同様に水を透すという意味が分かってもらえるはずだ。