2022/01/03
【千葉】「透水性コンクリート(ポーラスコンクリート)の着色が顔料ではなく塗膜になった理由」
千葉県市川市。もみじの葉っぱが落ちてきて大変でした。養生があまかったので中に塗料が入ってその掃除も大変でした。(現場相談員Masatsuguのぐち)
材料製造元:フッコー(キーバインダー製造、老舗塗り壁メーカー)施工:匿名希望(65m2、トップコート塗りモカ、3名、5時間)
トップコートもあるよ!
⚫︎参考記事: 【千葉】「凝った複雑で入り組んだお庭の舗装(水勾配、雑草対策)は透水性コンクリートでWIN×WIN×WIN」小林建材
こちらがドライテックトップコート。
専用塗料。
ポーラスコンクリートには土間コンクリートと違って塗装が可能。
というよりも、塗装がおすすめ。
もともと当社透水性コンクリート事業の端緒「ドライウェイ」時代には着色顔料を標準としていた。
なぜ、途中でやめてしまったかというと、エフロレッセンス(白華現象)と言って水の移動の活発なポーラスコンクリートでは炭酸カルシウムの析出がどうしても見た目の変化をもたらしてしまうから。
それに、ロットごとに微妙に色も変化してしまう。
「濡れれば色が変化するコンクリート固有の自然さ」を諦め、現行トップコートに切り替えた経緯がある。
またポーラスコンクリートにはトップコート塗装にとって固有のアドバンテージもある。
土間コンクリートと違って表面を完全塗膜するわけではないため、水膨れや剥がれが起きにくいという点だ。
(出典:https://realestate.yahoo.co.jp/knowledge/chiebukuro/detail/10175712880/)
完全塗膜してしまうとコンクリート中の水分が逃げ場を失い表面に膨れを起こす。
結果剥がれの原因となるわけだ。
一方のポーラスコンクリート。
この構造から分かるとおり、表面が完全に塗膜されるわけではない。
表側は塗膜されるとはいえ、裏側にはちゃんと水分の逃げ場が確保されているのだ。
だから、塗膜特有の剥がれ水脹れといった不安は懸念されない。
トラブルの多い着色顔料の配合よりも「塗ってしまえ」ということになるのだ。
それでは施工を見て行こう。
施工は刷毛で端部から始まる。
続いてスプレーガンで全面。
「もみじの葉っぱが落ちてきて大変でした」(施工相談員Masatsugu)
こりゃ、大変だなあ、というのがわかる一枚。
でも、見方によっちゃあ綺麗とも言えるかも。
施工After。
見事完成。
もともと入り組んでいた複雑な地形の施工だったから養生も大変だったろう。
「養生があまかったので中に塗料が入ってその掃除も大変でした」
それにしてもMasatsuguぐちが随分多いがこれは寄る年波ってやつか。
正月をゆっくりお休みいただき、また今年も頑張ってもらいたいところだ。
実はあります!トップコート施工動画マニュアル!(映画「透水宣言」)
【透水宣言】DIY 透水性コンクリート'ドライテック'に色をつける!トップコート【DIYマニュアル】
昨年は生コンポータルのコンテンツマーケティングに関わる人々の間で、「インターネット上での蓄積は偉大ですね」ということが頻繁に囁かれた。
例えば、上記マップは施工・製造を経験した企業。
あるいは、オンラインセミナーなどの参加や問い合わせ施工者らをマッピングしてある。
ドライテックやオワコンに興味を持った消費者は上記マップや全国対応エクスショップ(エクステリアネット販売日本一)、お庭づくりは0円マッチング庭コンなどで見積もりを入手できる。
無料見積もり診断あとだしじゃんけんワークスも便利。
実際の現場には無料で現場相談員も派遣される。
消費者は安心を前提に庭づくりを始めることができるようになっている。
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忘れてた企業名なども県名などで検索すれば時系列で一覧することができ、すぐに思い出せるのである。
記事も6年分索引できるから、どちらの現場で施工・製造いただいたかがすぐに分かるのだ。
また、今回のように現場のように動画でマニュアル化されているものも多い。
インターネット1stを掲げて今年7年目を迎える生コンポータルの活動だが、「丸6年毎日3本のブログ」をベースとしたコンテンツ群は我ながら半端ない。
コンクリート周りの調べ物(ググるなど)をしていると大抵トップに当社のHPが見当たる。
すごいよね。
(正月くらいは自画自賛)
というわけで、昨日は小学校から高校までを共に過ごした幼馴染との飲み会でちょっとやりすぎちゃってグロッキーな正月3日目の朝からのブログであった。
僕以外の二人とも物凄いエリートである。
二人とも公共性の高いビッグプロジェクトに携わるいわゆる一流の人物である。
そういえば、中学校時代ずっと彼らが勉強ではトップ3を独占していた。
スポーツもそういえばマラソン大会1位とかだった。
部活もトップクラスだった。
そういえば、モテててたな。
「宮もっちゃんは差し馬」
幼馴染から妙な指摘を受けたのは印象的だった。
今、中2の長男もそのタイプだ。
中2の後半くらいから全然勉強も何も目立っていなかったのに突然上位に入ってくるタイプ。
自分で言うのもなんだが、確かにそうだったと思う。
そして、その指摘をしていた一流の彼が共同で著書を著したという大学教授はなんと僕もよく知っている人物だった。
人と人との繋がりって本当に面白い。
幼馴染と、僕が実際に現在ご一緒させていただいている人とが繋がっていたというのだから。
あまり人を序列で捉えたくはないけれど、それでも勝負事や競争では負けたい人なんかいない。
今年は寅年だけど、さしづめ差し虎のような活躍をしたいものだ。
いや、というよりも、序列から離れた天邪鬼を貫きたいのかもしれない。
いずれにせよ、これまでの蓄積は偉大だ。
宮本充也