長岡生コンクリート
オコシコンは高い透水性を持ちながら表面強度・曲げ強度に優れたポーラス構造の高強度コンクリート

2022/01/04

【神奈川】《創発型流通》「生コンポータルのインターネット戦略について」竹屋造園土木

【神奈川】《創発型流通》「生コンポータルのインターネット戦略について」竹屋造園土木

本日は工事部のお仕事、 浸透コンクリートの施工 のヒトコマをお伝えします 浸透コンクリートとは雨水を地中に浸透水させる透水性を備えたコンクリートです! 機能面だけでなく、防災性、経済性、耐久性、デザイン性、環境性にも優れています。 綺麗にならし、細部にも気を配り仕上げをしているところです!(竹屋造園土木Instagramより引用)
製造:不明、施工:竹屋造園土木(詳細不明)



創発型流通

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施工After。

詳細は、竹屋造園土木Instagramをご覧ください。



生コンポータルの情報戦略について

正月などの大型連休では長期間では「毎日ブログ3本」のルーティンが脅かされる。

企業活動が停止しているとネタの提供が途絶えるのだ。

だから勢いエゴサーチなるものを発動させてしまう。

生コンポータルの採用している媒体は、HP(生コンポータル)をはじめ、YouTube、Facebook、LINE、Twitter、discord、Instagram、FAX DM、メルマガ、オンラインセミナーなど多様だ。

そのネタとなるのが業務上得られる体験や知見、パートナーから寄せられる現場共有。

今年で7年目を迎える「毎日ブログ3本」だが記事数はざっと7,000記事以上。

継続は力なりとはよく言ったもので、今やコンクリートにまつわる調べ物でググったりタグったりすると生コンポータルの露出は非常に強い。

そんな生コンポータルだが、ローンチ(2016年3月1日)から2〜3年は全く振るわなかった。

1年目の問合せ総数は確かたった14件だったように記憶している。

2年目も44件くらいだったのではないだろうか。

無論、分母がそんなだから成約(インターネット経由で透水性コンクリートが売れる)なんてほとんどなかった。

それが、現在では99%以上がインターネットを経由して問い合わせが寄せられ実際にものが届くようになっている。

隔世の感がある。

最初は、奥底が全く見通せない深淵なる穴ぼこに向かって石を投げ続けていた感覚だ。

投げても投げても音がしない。

孤独。

そんな状態を3年程度は繰り返していたのではないだろうか。


今回エゴサーチをしてみて改めて実感したのが現在の情報発信は特定の企業や個人(例えば生コンポータルとか僕とか)の画一的なものではもはやなくなってしまったということ。

それぞれに、それぞれの透水性コンクリート「ドライテック」が生まれている。

これを昨年僕は「創発」として捉えた。

今回の現場の施工者さん、竹屋造園土木さんを僕は存じあげない。

会ったこともない方が僕たちが心血を注ぎ続けてきたプロダクトをInstagramで取り上げていらっしゃる。

Instagramの #ドライテック は1,000件以上と表示されている。

つまり、それだけ多くの、全く知らない人たちの手によって、価値は世界に共有されているのだ。

穴ぼこにひたすら石を投げていた頃とは大きな違いだ。

見渡せば共感してくださっている人々が実に多く見つけることができる。

これって、まるで、個々が全体を見る術を持たないのに、全体では大きな統合された形を形成している、「創発」だ。

創発 Wikipedia)

創発が一旦生み出されたら、その循環はなかなか止めることはできない。

発信者である僕たちの手を離れてその循環は次第に大きくなっていく。

このところの透水性コンクリート「ドライテック」の事業規模の変遷がその印だ。



その前提に立つと避けなければならないのは「思い上がり」「決めつけ」だと思う。

「俺(たち)のプロダクト」(所有欲)

「このプロダクトはこういうもんだ」(思い込み)

そんな決めつけはきっと創発を産むことはないし、循環を妨げる要因になってしまうだろう。

これまでの流通系はいずれも大資本を背景とした特定の企業が多段階の階層構造を前提とした流通チャネルで一般消費者に提供するものだった。

家電も、ペットボトルの水も、何もかも「誰かの」流通を前提としている。

ただ、これからの流通は「創発型」(誰のものでもなくみんなの)に移行していくのではないか。

透水性コンクリート「ドライテック」を中心とした当社の情報発信活動を振り返るとそんな気がしてくる。

現在ドライテックは無数の施工者・製造者らの手によってそれぞれの地域で流通している。

今回のインスタグラムもそうだけど、僕自身のお会いしたことのない方のほうが多いのはないか。

その流通には階層もないし、上も下も分断もない。

まるで生態系の営みのように。

冬になれば葉を落とす木々や、春になれば子育てに勤しむ燕のように。

誰かの指図を受けることなく、誰に教えられるでもなく、それぞれが姿を変え循環する流通系。

正月など大型連休は孤独で静かだが、このように冷静に考えをまとめることができる時間も確保できる。

当社生コンポータルのインターネット戦略について。

「創発」を鍵としてこれからも粛々と僕にできること(ルーティン)を続けていきたいと思う。

星の王子さまに登場する街灯を灯したり消したりすることが役割の男性のように。

「いま、この星は1分間で回ってしまう。だから、オレは休めないんだよ。1分間に1度のペースで火を灯したり消したりするんだから」(星の王子さまより引用)

僕たちにできることはただひたすら自分の役割を全うすることだけなのだと思う。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士

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