2022/01/06
【群馬】「ドライテックやオワコンが土間コンの標準になれば施工・製造のイライラやギスギスがなくなる」モトキ建材・平野ブロック
群馬県太田市。お施主さんからのリクエストで透水性コンクリート「ドライテック」が駐車場舗装に採用。午後からの施工でしたが、暗くなる前にはすでに施工が完了し、とても手際よくしてくださいます。相変わらずお問い合わせを多く頂いております。(中根さんからの共有)
製造:モトキ建材(担当:中根政範)、施工:平野ブロック(64m2・8m3、100mm厚)
冬場に午後から土間コン
モトキ建材の中根政範さんはいつもまめに施工実績をメールくださる。
以下は、原文ママでご紹介したい。
大変お世話になっております。
前回に続き、11月に出荷しましたドライテックのリポートです。
現場は、群馬県太田市と栃木県足利市。
どちらも新築住宅の駐車場に採用されました。
施工は、いつもお世話になっている平野ブロック様でした。
群馬県太田市の現場は8m3、
栃木県足利市の現場は、4.5m3を2日に分けて、合計9m3でした。
どちらも施主様からのリクエストとのことです。
午後からの施工でしたが、暗くなる前にはすでに施工が完了し、
とても手際よくしてくださいます。
相変わらずお問い合わせを多く頂いております。
ありがたい限りです。
12月も2件の施工を実施いたしました。
そちらも後ほどリポートさせて頂きます。
今年も大変お世話になりました。
毎日ブログを楽しみに拝見しております。
来年もいろいろとチャレンジできれば、と思っています。
また、小松様、鈴木様にも大変お世話になりました。
本当にありがとうございました。
良いお年をお迎えください。
ZENNAMAの総会か何かでお目にかかったのが最初だったと記憶している。
当社を日帰りでお訪ねいただき透水性コンクリート(と残コン)について見学いただいた。
以降、現地で発生する案件に「ドライテック」をご提案いただき、また、寄せられる問い合わせに対しても受付いただいている。
そう考えてみるとほんの1時間とか2時間とかしか対面でお会いしていない人だとしても、インターネットの現代では長年ご一緒させていただいたパートナーのように血の通った関係性になることもある。
この時代、志や理念が共有できていればあまりベタベタといつも一緒にいる必要はないのかもしれない。
むしろ、適度な距離を保って、それぞれの貢献に集中している方が、結果的に成果は大きようだ。
振り返ってみると中根さんのように素晴らしい方とのご縁は少なくない。
そんな貴重な方々とのご縁の歴史は上記マップに帰結されている。
庭ファンなどインターネットメディアから比較的容易にエクステリア情報は入手できる。
透水性コンクリート(ドライテック、オワコン)に興味を持った消費者は上記マップに登録されている施工者(今回は平野ブロック)に直接相談できる。
また、全国対応エクスショップ(エクステリアネット販売日本一)、お庭づくりは0円マッチング庭コンからも見積もりを入手できる。
無料見積もり相談あとだしじゃんけんワークスは注文前の不安を解消してくれるだろう。
また、注文後も施工に無料の現場相談員が生コンポータルから派遣されるから安心。
現代ではエクステリアのような専門工事でも安心を前提として取り組むことができるようになっている。
それでは施工を見ていきたい。
施工After。
さすがは施工経験豊富な平野ブロック澱みない施工フローで見事完成。
64m2と大きな駐車場もなんと午後からの施工だったそうだ。
冬場だってえのに、である。
午後からの施工でしたが、暗くなる前にはすでに施工が完了し、
とても手際よくしてくださいます。
生コン工場にとっては素晴らしい話だ。
透水性コンクリート(ドライテック、オワコン)が標準になったら?
もし、あなたが施工のプロならわかるはずだ。
「土間コン打ちと言ったら朝イチから」
これが数年前までの常識。
(もしもこれがまだ常識だと思っておられるようならいち早く透水性コンクリートに取り組むべきだろう)
なぜ、通常の土間コンが朝イチから始めねばならないのか?
生コンは砂・砂利・セメント・水それぞれの密度の違いから材料分離と言って軽い水が表面に分離(浮く)現象が知られている。
その水をブリーディング(余剰水)というのだが、上昇に伴いシルトなど軟弱層を形成してしまう物質も汲み上げる。
そしてそれは乾くまでに時間がかかる。
待ち時間として冬場なら2〜3時間てところだろうか。
そこから、金鏝や刷毛びきと言って仕上げに入る。
終わる頃にはとっぷり日もくれている。
だから、朝一番からやらないとその日のうちに仕事が終わらないってことなのだ。
一方、生コン製造者からしたら朝一番は最も忙しい時間帯だ。
なるべく朝イチを避けてほしいという心理が働く。
つまり、この時間帯はパートナーである施工者と製造者はギスギスしてしまうのだ。
そんな常識において「透水性コンクリート(ドライテック、オワコン)が常識になったら」つまり、夕方から打てる土間コンが当たり前になったら、景色は一変する。
今回のように夕方から施工すればいいのだ。
生コン屋の忙しい午前中、施工者らは他の仕事(例えば、掘削、残土処分、路盤、片枠、(ワイヤーメッシュはいらないから)ブロック積み、植栽その他)をやってればいい。
午後、生コン屋さんがゆとりが出てきたら、はてさて生コン(ドライテック、オワコン)を打設すればいい。
ギスギスはなくなる。
「あとどのくらいで生コンつく?」
今も現場でギスギスしちゃってる全ての人に教えてあげたい。
透水性コンクリートを土間コンの標準にするだけでギスギスはなくなる、イライラすることもなくなる。
今年で7年目の「毎日ブログ3本」不断の情報発信が必要だ。
宮本充也