長岡生コンクリート
オコシコンは高い透水性を持ちながら表面強度・曲げ強度に優れたポーラス構造の高強度コンクリート

2022/01/30

【茨城】「ブロックを意匠・アクセントとして、機能・型枠として使っている」大里ブロック工業

【茨城】「ブロックを意匠・アクセントとして、機能・型枠として使っている」大里ブロック工業

玄関前アプローチ兼駐車場全面に透水性コンクリート「ドライテック」採用。ブロックでスパン分けすることで単位施工面積を小さくすれば施工難易度もコントロール可能。(木村さん共有)
製造:大里ブロック工業(担当:木村真人)、施工:不明(他、詳細不明)



ブロックでアクセント

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施工After。

共有はご存じ、大里ブロック工業が誇る名刀、木村真人だ。

彼は、「口より先に手が出ちゃう」タイプの人であるため、施工立ち合いと言っても、誰よりも動く作業員にしか見えない笑。

純然たる生コン工場の職員さんだが、大里ブロック工業にドライテックを頼めばもう間違いないって感じだ。


して、今回のドライテックの特徴は「ブロックでアクセントをつけている」ということと、「ブロックを型枠としても使っている」点だ。

まず、ドライテックは土間コン同様テクスチャが固定されている。

ゴツゴツして荒々しく迫力のあるテクスチャがこのところ評価されてはいるものの、それだけだとつまらない、と考える人も多い。

そこで、思い思いのブロックを配置することでその単調さをカバーする。

意匠面だけの役割ではない。

実はこのブロック、機能性にも貢献している。

型枠としてスパンを区切ることによって単位施工面積が小さくなる。

そのことで、作業負担が軽減される。

イメージして貰えば容易だと思うが、一気に100m2施工するよりも、20m2ごとに区切って(ブロックを型枠として)施工した方が、作業人員も少なくて済む(省人化)し、材料発注も最適化できる。

また、透水性コンクリートだけのことはあって、どこにも排水設備が設置されていない。

真っ平らで施工できる。

だから、単純にブロックの高さと高さを繋いだところで仕上げていけばいいのだ。

目安にもなる。

と、あれこれ施工面での説明を述べたが、以下にそんな透水性コンクリートに関心を持ってもらった人たちのためにどのように入手できるのか。

一連の流れをテンプレートで解説していきたいと思う。


現代、ウェブやSNS(庭ファンなど)で容易に専門知識も手に入る。

透水性コンクリート(ドライテック、オワコン)に興味を持った施主はマップ(下段参照)から直接施工者(今回は不明・大里ブロック工業にて製造)に相談。

直接交渉だから余計な仲介手数料やバックマージンは心配無用だ。

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掲載されている材料や施工については、生コンポータルから施工・製造をレクチャー。今は取り扱いがない施工者・生コン工場でも取り扱いをし始めるケースも多い。または当サイト庭コンにて掲載しているマップから購入も可能。

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生コンポータルでは初めての取引でも通常仕入れと同じように買掛可能※。

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「雑草やぬかるみ、水たまりだけ解消できればそれでいいんだけど」

もしもそんなニーズであるならば、雑草・ぬかるみ・水たまり対策コンクリ「オワコン」は現在一式88,800円で販売中。

⚫︎参考記事:雑草・ぬかるみ・水たまり解消「オワコン一式 《88,800円》 今なら全国一律で請け負います!!」生コンポータル

⚫︎参考記事:【募集】「全国一律5,000円/m2で請け負う《実験用》駐車場タイプの造粒ポーラスコンクリート《オワコン》施工」

このように、今では透水性コンクリート(ドライテック、オワコン)は土間コン同様に容易に手に入るようになった。




今、時代の注目は、透水性コンクリート(とりわけ、舗装防草など)に集中している。

先だってNEDOから発表された国家プロジェクトでも舗装コンクリートが盛り込まれている。

⚫︎参考記事: 【350億】【NEDO】「GI基金《CO2を用いたコンクリート等製造技術開発プロジェクト採択》本当の意味について」(月刊残コン Vol.54)

これまで、コンクリートの用途は構造物、つまり、建築と土木と考えられてきた。

とりわけ、我が国では、舗装はコンクリートのフィールドではなく、アスファルト一択といった状況だった。

そんな中で、辺境の生コン工場らのネットワークが新しい市場を開いている。

たまさか、エクステリアという分野でそんなプロダクト(ドライテック、オワコン)がバズっている。

「大地を削らない、汚さない、蓋しない、循環しないコンクリート」

既に、世界にはその理論やテクノロジーは存在している。

それを具体的な形、景色に落とし込み、もって然るべき循環を世界に生み出す使命は、僕たちラストワンマイルにある。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士

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