2022/04/14
【静岡】「土間コンより安くなって、水を通して保水する高機能舗装になっちゃう」仁科組
静岡県伊豆市。駐車場に展示として2005号とビリ砂利で施工。目地の状況を見る為の施工もやってみました。(Masatsugu共有)
製造:長岡生コンクリート(担当:Masatsugu)、施工:仁科組(35m2、100mm厚、4名、1時間、タイムラプスあり、YouTubeあり)
骨材によるテクスチャの違い
施工Before。
頻繁に透水コン(ポーラスコンクリート)を採用している仁科組さんご自宅の駐車場。
今回は展示を兼ねて、異なる骨材(ビリ砂利と2005砕石)によるテクスチャの違い、目地部の治まり・仕上がりの確認・実験も行った。
2005砕石とは一般に生コン工場がJIS生コンに採用している材料。
日本中およそどこでも手に入る。
一方、ビリ砂利は骨材の大きさが小さく、目がキュッと詰まって見える。
ただし、いずれの生コン工場でも手に入るというわけではない。
生コンポータル(長岡生コンクリート)ではいずれも選べる。
スパンごとに異なる骨材の生コン(ポーラスコンクリート)を施工。
ビリ砂利を使用した1スパン目完成。
続いて、次のスパン(2005砕石)の施工に移る。
遠くからでは違いはちょっとわからないかもしれない。
ここまで寄ればわかるだろうか。
右手がビリ砂利で左手奥側が2005砕石。
2005砕石の最大粒径は20mmで、ビリ砂利は地域や工場によって言い方は様々だが、13mm程度。
施工After。
両脇のスパンはビリ砂利で真ん中を2005砕石とした駐車場。
目地周りもきちんと綺麗に収まって展示としても申し分のない貢献を果たすことになるだろう。
ありそうで、なかなかなかった「真っ平らな駐車場」ってやつだ。
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当初の土間コンよりも安くなって、しかも水を通して保水する高機能舗装になっちゃう。
移り変わりは激しい。
片時もじっとしてられることはない。
常に自分自身も変化し続けなければならない。
安穏と、メーカーが敷いたレールの上をお行儀よく進んでる(従来品に固執して変化しようとしない)と、きっとそのうち世間から審判を下される。
現場に寄り添い、顧客の声に耳を傾け、そして、自分だけの貢献を果たす。
ものづくりのラストワンマイル、僕たちにできることはたったそれだけだ。
宮本充也