2023/01/18
「透水性コンクリート《オコシコン》のキーバインダー《オコシ材》ができるまで」
今回はオコシコンの舞台裏キーバインダー「オコシ材」の製造現場を公開。「コンクリートをもっと身近に」。そのためにはガラス張りで安心な情報発信が鍵となる。
オコシコンのキーバインダー「オコシ材」
オコシ材とは?
1袋で0.25m3分に梱包されているオコシ材はベース配合(ポーラスコンクリート)に袋のまま投入するだけでオコシコンが製造される。
製造協力は老舗乾燥モルタルメーカー陽光物産だよ!
【参考】オコシ材投入の様子
肥料用ではなく、きちんとした建材用の水用性袋に梱包されたオコシ材は既往製品に比べて破袋(はたい)も少なく、また、生コン積み込み時に投入しその後2分間攪拌するだけでオコシコン完成となる。
一般の方にもガラス張りにしたものづくりは安心だね!
オコシ材 主要原材料は「高炉スラグ」
オコシ材の主要原料は高炉スラグ微粉末だ。国内最大級の製鉄所ではオコシ材の原料高炉スラグ(写真)が生産されている。同じく福山市市内という好立地を武器に圧倒的なコスパでオコシ材は製造されている。
オコシ材 袋詰め工程
オコシ材製造協力 陽光物産西野社長自ら案内する袋詰め工程。パッケージは水に溶ける性質があるため、生コン車ドラム内部で溶けてなくなってしまう。
製造されたオコシ材はホッパーから袋詰めにされる。ワンマンオペレーションが可能であるため製造コストも抑えられている。
社長といえば社長室にふんぞりかえってYESマンに囲まれてるイメージだったけど、西野社長率いる陽光物産さんがサポートしてくれるならオコシコンは安心さ!
【動画】オコシ材製造現場レポート
秘密保持契約等に抵触しない限りはいつでもものづくりの現場をオープンにしている陽光物産のオコシ材製造現場。公開することで市場と顧客のリアクションを直接受け止め、その知恵はさらにより良い材料生産に活かされる。
フルオープンのオコシコンで「コンクリートをもっと身近に」
オコシ材が配合されたオコシコンは一般・DIYerにも愛される身近なコンクリートだ。
今日はオコシコンの舞台裏オコシ材の製造現場を公開することができてご満悦の宮本さんですっ。
改めて、老舗乾燥モルタルメーカー(コンクリート専門家)の本領を見た思いさ。
餅は餅屋で、やっぱりポーラスコンクリートもコンクリートの専門家に任せておけば安心だね。
そんなオコシ材は現在全国各地の生コン工場に愛され流通しているんだ。
陽光物産(担当:宮澤さん)と生コンポータル(有限会社 長岡生コンクリート 担当:ゆきのさん)で日々取り交わされる発注状況報告業務の様子。
舞台裏がわかるとさらに安心だー!
イマイチイメージの希薄な僕達建設・コンクリートがもっともっと貢献するためには「伝える」情報発信を頑張って理解してもらう必要があるんだね!
引き続き、フルオープンで、コンクリートを発信してこうっ。
よろしくねっ!
作者・宮本充也