2023/04/15

「《オコシコン》専用バインダー《オコシ材》の使用方法と購入方法」

生コン製造者らに向けて「オコシコン」専用バインダー「オコシ材」の説明と購入方法をご紹介。縮小傾向にあるコンクリート産業にあって新しい事業分野に挑戦するきっかけとして。多くの生コン工場らに支持されている「オコシ材」。

オコシコンとは？

今日は「オコシコン」の用いられる専用バインダー「オコシ材」について解説するよっ。姉妹製品「オワコン」と並んで駐車場に排水目的で採用される「オコシコン」ですが、イメキャラ「オコシ君」から特徴についてまずはご説明お願いしますっ。

オワコンちゃん、ご紹介ありがとうございますっ。
写真でもわかるように、「オコシコン」はゴツゴツとした見た目が特徴の既往のポーラスコンクリート（旧製品・ドライテックやドライウェイ、我が国の草分けパーミアコンなど）の1つに数えられる製品です。
粒と粒とが点で接着する構造が特徴で、そのため、剥がれないように特殊なバインダーを配合（現地投入）することでその構造を持たせているんですっ。

専用バインダーオコシ材

「オワコン」専用バインダー「Y弾」のオコシコンバージョンってことだねっ。主な利用者の生コン工場さん向けにわかりやすく解説お願いっ。

専用バインダーオコシ材は製造・出荷を予定している生コン工場に販売されている。

1m3あたり10kg配合される「オコシ材」になります。写真のような手のひらサイズのオコシ材は0.25m3分/2.5kg単位で水溶性袋に梱包されていますから1m3のオコシコンに4袋投入するんです。そのことでポーラスコンクリートの弱みである曲げ強度・接着強度や施工中の乾燥を補うようにできてるんですよ。

オコシ材のお値段は？？

「オコシ材」は「Y弾」のように生コン工場さんならどなたでもお買い求めいただけるの？？おいくら万円かかっちゃうの？？

「オコシコン」製造状況。手のひらサイズの「オコシ材」を直接生コン車のドラムの中に投入・撹拌するだけで「オコシコン」の完成。

オコシ材のお値段は5,000円/1m3分/4袋としていますっ。旧製品・ドライテックの時代に採用していたバインダーは当社らでは1万円程度で販売していましたから、改良されたにも関わらずコスト削減に成功しているんですよっ。

「オコシ材」購入方法

安くなったのによくなったんだ！それは生コン屋さんも喜ぶねっ。オコシ君、「オコシ材」はどうやって手に入れるのかな？

注文フォーム：

https://form.run/@fzai-order

㈲みつわ：50ｍ3分
納期：4/18
運送会社：トナミ運輸

左官信松尾㈱：1ｍ3分
納期：4/15
運送会社：西濃運輸

㈲渋谷建材：3ｍ3分
納期：4/15
運送会社：福山通運

ヤマカ建材工業㈱：6ｍ3分
納期：4/17
運送会社：トナミ運輸

㈱丸代：２ｍ3分
納期：4/14
運送会社：佐川急便

㈲渋谷建材：50ｍ3分
納期：4/14
運送会社：トナミ運輸

朝倉生コンクリート㈱：1ｍ3分
納期：4/12
運送会社：西濃運輸

㈱尾関商店：7ｍ3分
納期：4/13
運送会社：トナミ運輸

（※参考：「オコシ材」発送履歴2023/04/15時点協力：陽光物産）

履歴にあるようにオコシコンを出荷される生コン工場さんは注文フォーム（https://form.run/@fzai-order）で必要数量をオーダーできるんですっ。上記はそんな発送状況の一部をご紹介したものですが、東北、四国、関東、中部、あらゆる場所で流通していることがお分かりいただけると思います。

「オコシコン」製造サポート体制

「オコシ材」購入したら、あとは自力で製造すればいいの？初めてだったりするとちょっと不安じゃないかな？？

生コンポータルでは「現場立会」を無料で派遣している。製造経験豊富なサポーターが製造・施工現場にがっちり張り付くことで製造の不安を解消している。

もちろん、販売したら販売しっぱなしってことには致しません！コンクリート一筋60年の歴史を数える生コンポータル（運営会社：有限会社長岡生コンクリート）はコンクリートの専門家集団です。コンクリート製造を知悉した安心のサポーターが現地に必ず赴いて（無料）配合や材料の見極め、オコシ材の投入など一切をご案内していますっ。

安心して新しい事業分野に船出しよう！

オワコンちゃん、オコシ君。「オコシ材」の製品説明ご苦労様ですっ。
コンクリート一筋23年目の今から過去を振り返れば、ドライウェイの普及やドライテックの開発などに携わるなど、そのキャリアの大半をポーラスコンクリートに捧げた人生だったと感慨深中の宮本さんですっ。
ちょっと振り返らさせていただきやすと、この僕宮本さんにとってのポーラスコンクリートの歴史は本当に本当に苦労の連続でした。駆け出しの頃勢いだけで受注した1000m2が大クレームになり、会社の存続を危ぶむところまで追い詰められたこともあります。また、途中パートナーらに何度も裏切られハシゴを外されるなど、製造・出荷・販売・流通の構築はそれこそ傷だらけで満身創痍だったと振り返ることができます。
その甲斐もあって現在当社透水性コンクリートは「オコシコン」や「オワコン」というバズプロダクトに帰結し、多くの製造・施工店さんの共感をいただいて絶賛世界の景色を新しいコンクリで塗り替えているところです。やっぱり、市場と顧客は透水性コンクリートに関してコンクリートの専門家集団である僕たちを選んでくれました！
生コン製造に携わる各位におかれましてはそんな歴史をベースとした透水性コンクリートにぜひ安心して取り組んでいただけますようご案内いたします。市場が縮小するコンクリート産業にあって新しい分野に挑戦するきっかけとして「オコシ材」がお役に立てられるのであればこれに勝る喜びはありません。
オワッコーﾝ‼︎