2023/08/15
【岡山】「呼吸するコンクリートで敷地内の高低差(水勾配)を解消しよう」白石建設
岡山県倉敷市。施主の希望で排水性アスファルト同様真っ平らの駐車場にしたいということで「おこしコン」が採用された。透水機能は同様でも、見た目(白い)や耐久性(長持ちする)が異なるのが「オコシコン」。
製造・施工:白石建設(担当:前原正典、70m2、100mm厚、3名、3時間、直接おろし)
排水性アスファルトみたいに真っ平らに!
駐車場に直接乗り入れ「オコシコン」Before
奥まで深く入り込んでいる敷地となるため、手前の側溝(排水設備)まで水勾配を取ろうとすると高低差が大きくなる。「共同住宅駐車場によく採用されているような排水性のアスファルトで勾配をカットしたい」というお施主さんからの希望に「オコシコン」でお応えした。
※無料紹介「庭コン」では最寄りの経験豊富な工事業者を無料でご紹介している。
現場サポート「生コンビニ」から!
無料で現場立会を派遣する「生コンビニ」では全国で提携する生コン工場を無料紹介(工事業者向け)している。今回は岡山で活躍する白石建設に白羽の矢が立つ。
きちんと品質管理を施された材料が届くから現場には安心が広がる。
直接荷下ろしできるのも「ワイヤーメッシュが必要ない」オコシコンやオワコンの特徴の一つだ。また、靴を見ればわかるように長靴が要らないのもドロドロと流れ出さない透水性コンクリートの強み。それでは施工が始まる。
敷き広げて締め固めるだけ「オコシコン」
次々と材料を配り平らに広げていく。
広げられた材料の上を振動プレートが舐めるように仕上げていく。「オワコン」「オコシコン」など透水性コンクリートの作業上の強みはこの「敷き広げて締め固めるだけ」に尽きる。これが、一度施工したら病みつきの理由となっている。
みんな病みつき!「オコシコン」After
真っ平らにビシッと仕上がる「オコシコン」は水を通すから水勾配や高低差の発生は皆無。手前にある側溝もお役を解かれて里帰りか笑。
隣接構造物(コンクリート)との境界部(隅っこ)は剥離しやすい場所でもあるため入念にタッチアップ。
100mm厚で施工されているため、駐車場を想定した舗装構成。どんな雨の日だって水たまりのできない快適な暮らしが始まる。
教えてあげよう!「オコシコン」「生コンビニ」
これだけ奥に長い舗装でも水はけが問題とならない。既往の土間コンしかご存じない工事業者がいらしたらぜひ現場サポート「生コンビニ」と共に「オコシコン」(や「オワコン」)を教えてあげよう。
「コンクリートをもっと身近に」
そんなコンクリートは一般には自然を支配するもの、蓋をして閉じ込めるもの、と考えられがちだけど、この所のコンクリートは調和するものが増えているんだよね。知られていないことは存在していないのとおなじだからさ。だから「伝える」情報発信が大切なんだねっ。
オワッコーン‼︎
呼吸するコンクリート「オコシコン」はフタをしないだけでこのところは資源循環などの性能も注目されています。少しでも興味・関心を持っていただけるよう努力しています。
作者・宮本充也