2023/08/17
【岡山】「ベニアで転圧した跡や施工ジョイントがくっきり残っていたりなど」
岡山県岡山市。「オコシコン、あれから。」カーポート下は土間コンクリートでそれ以外の所はおこしコンで施工。最終的には色も塗るとの事で、まだ色塗りはしてない状況です。(共有:わたなべまさつぐ)
みんな知りたいのはリアルな「オコシコン」
「オコシコン、あれから。」
シリーズ「オコシコン、あれから。」では暮らしが始まり車が乗り入れ人が歩行しているリアルな製品の現在を隠さず取材し伝えることで誠実な情報発信を旨としている。
納品中や直後は「綺麗に決まってる」
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施工中や納品直後はいわばよそ行き、見せるための写真である場合が多い。一方、「あれから」シリーズでは、世帯じみた生活感あふれる現在の様子を伝えている。なお、写真は施工中の「オコシコン」の様子。
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「オコシコン」の特徴「ゴツゴツ」
どアップ「オコシコン」。ゴツゴツとした粗面は「水を通すための空隙」の証。通常の土間コンはのっぺりとした銀盤であり、水勾配(傾斜)がなければ水たまりを生じる。見た目の好き嫌いは「蓼食う虫も好き好き」十人十色の審美眼。
多少のこるベニアの跡
施工中の写真にもあるように凹凸対策(平坦性を確保するため)に用いられるベニアからでた灰汁や輪郭の跡が表面に残っている。なお、こちらの「オコシコン」にはこのあと塗装が施され目立たなくなる見込み。
残る施工ジョイント
また、材料の供給が中断するなどして施工ジョイントが発生すると乾燥後も跡として残るケースがある。なるべく、型枠を置いて施工ジョイントは「目地」として直線にすることが推奨されてもいる。
暮らし始めた「オコシコン」こんな感じ
こちらの「オコシコン」駐車場は広大な敷地だったこともあり3日間かけて施工された。本HPでは直後のまだ湿った灰色の「オコシコン」を紹介しているが、暮らし始めてからは乾いて青みがかった表面となる。
「コンクリートをもっと身近に」
と言うわけで、本日は岡山からのお客様が来れなくなってキャンセルとなったため、午後からは「ヌテコン」の試験練りに全集中、それから、隙間RUN(最近、krから放水路3周からの工場(丘の上)にトレランしてkrに戻るにハマってる)からの杉山商店出張角打ちと充実の1日を過ごそうと思ってます。飛び入り参加も大歓迎だよっ。
オワッコーン‼︎
「オコシコン」把握まで舗装ですからいつまでも大切に額にはめて壁に飾っとくような代物ではありません。時間が経てばそれなりにくすんでくるありのままをお伝えしていきたいと思います。
作者・宮本充也