2022/10/06
『犬走り』を極めマニアックな世界の覇者となる!
みなさんは「犬走り」をご存知でしょうか?
犬が走っているような姿や犬を真似た走り方ではなく、エクステリア外構分野における施工箇所の名称です。
家周りにある狭い箇所で施工される犬走り、かわいい名前とは裏腹に
・施工後は雑草が生えたり
・湿気が抜けなかったり
・水勾配に悩んだり
と悩みや問題が発生しやすい箇所なのです。
そんな悩み多き犬走に効果的なのが、ドライテック/オコシコンによる舗装です。
今回は生コンポータルが、悩み多き犬走を極めようと考えるお話です。
生コン屋さんの犬走り
そもそも、犬走りはなぜ「いぬばしり」と呼ばれるのでしょうか?
いぬ ‐ばしり【 犬走り 】
1《 犬 が通れるほどの空間の意》
築地(ついじ)や城の垣などと溝・堀との間に設けられた通路状の空き地。
2 建物の外壁面を保護するために、その周りの地盤をコンクリートや砂利で
固めた所。
3 堤防・護岸などの斜面の下の、側溝との間の狭い平らな所。
呼ばれる理由としては犬が走れるほど狭い空間ということになります。
今回のテーマでもある犬走りは建築用語であり、家を持たれている方なら
「ああ、あのエコキュートやらガスボンベなんかが据え付けられている、あんまり日当たりの良くないところか~」
と認識してもらえれば問題ありません。
少し犬走りの基礎的な部分から話を戻すと、今回生コンポータルで犬走りを紹介するのは「犬走り」を極めようと考えているためです。
もともと犬走りは、建築の世界でもマニアックなスペースとして認知されていますが、建築基準法では必ず設けなければならないスペースとなります。
そのため多くの場合、家の間取りを広く取りたいがために犬走りはできるだけ小さくしようという意識が設計に反映されやすいスペースとなってしまうのです。
結果的に小さな空間に設備関係(ガスボンベなど)を収納してしまい、家における「ちょっとお邪魔なもの達を集約したスペース」となります。
ここまで紹介してきたのが今現在の「犬走り」であり、マニアックなスペースというのが少し理解して頂けるかと思います。
ただ、犬走りは単なるマニアックな狭いスペースなだけではなく、施工する側の施工業者からもとても嫌がられているのです。
それは、狭いスペースでの作業は行いにくく、犬走りには何らかの舗装をしなければならないためです。
犬走りには一般的にコンクリートの土間が採用されることが多く、
・水勾配(スロープで排水設備に水を流すための傾斜)を設定するのが大変!
・狭いのでメッシュ筋敷設など作業がめちゃくちゃ大変!(腰が痛い)
・打設や仕上げまで時間がかかるため雨でも降ろうものなら悲劇!
......etc
となってしまうのです。
これまでハウスメーカーと仕事を行ってきた中で、生コンポータルをはじめとする生コン供給者としては「できるだけ大面積にコンクリートを採用してもらいたい!(たくさん買ってもらいたい)」というが本音です。
ただ、施工業者やメーカーからすると「猫の額のように小さな面積(犬ですが)じゃ、商売として美味しくない」というのが本音でしょう。
その結果として、犬走りには誰も手を付けたがらないのです。
犬走を極めるために最適なコンクリート ドライテック/オコシコン
しかし、そんな問題ある犬走りこそ、ふさわしいコンクリートが存在しているのです。
それがドライテック/オコシコンとなります。
犬走りにドライテック/オコシコンを施工すると、
・水勾配なんか考えなくても全部水を透しちゃう
・メッシュ筋いらないので、作業が簡単
・作業時間が1時間もないので、あっという間の楽ちん施工
という素晴らしいメリットがあり、従来のコンクリートと比べると格段に高い性能を持っているのです。
つまり、犬走りを施工する上での問題をほとんどドライテック/オコシコン施工で解決することができるのです。
他にもドライテック/オコシコンを施工されるお施主様にとっては、
といったメリットがあります。
ドライテック/オコシコンに関する詳しい機能は「水勾配がいらない土間コン「ドライテック/オコシコン」」で詳しく紹介してあるのでよければ参考にしてみてください。
生コンビニでドライテック/オコシコンを提供しています
生コンポータルでは、取り扱いコンクリートなどの材料を提供する生コンビニをスタートしました。
ドライテック/オコシコン、普通の生コンクリート、砂利や砕石、乾燥生コンなど様々な商品を取り扱っています。
生コンポータルが提携するお近くの生コン工場から材料を取り寄せることができます。
ちなみに、大量の材料を必要とする施工業者向けには生コンビニPRO、DIY施工のために材料を必要するDIYer向けには生コンビニDIYをご用意しています。
ドライテック/オコシコンの施工を始めたいとお考えの場合には、ぜひ生コンビニをご活用ください。
生コンポータルが目指す犬走の覇者
犬走り自体は一つ一つが施工箇所として狭く、利益もあまり生まれないおいしくないものかもしれません。
ただ、市場規模全体で見てみると、全国では未だに80万棟の住宅が建てられており、全ての住宅で犬走りが必要です。
そこで1棟あたり15㎡の犬走りを施工するのであれば、全てを合わせると単純計算で1,200万㎡という巨大な市場となるのです。
もちろん、普通の土間コンクリートで施工をすると大変で問題を抱えやすい今までの犬走りと変わりないので、ドライテックを施工することで問題ある施工が大変な箇所では無くなるのです。
つまり、ドライテックを利用することで、これまで施工を嫌がられ大変だった犬走りが、簡単に施工をできてしまう1,200万㎡の市場になります。
だからこそ、生コンポータルでは誰もが嫌がる犬走りの覇者を目指しているのです。
「みんなが嫌がる事を率先してやりなさい」この言葉の通り、嫌がることの先にチャンスがあり、常に現場を見て問題を汲み取ることで発見できることがたくさんあると信じ進んでいきます。