オワコンちゃん、オワコーンと、バズプロダクト「オワコン」のイメージキャラクターが登場しすでに大活躍な生コンポータル。当社らはこのほど「残コン」をPRするためのキャラクター「残コンさん」を募集する。奮ってご参加ください。

【残コンさん】 キャラクター募集要項

趣旨

ポーラスコンクリート（透水性コンクリート）と双璧をなす当社らの2大テーマの1「残コン」とは現場に持ち込まれ伝票が交付され既に所有権移転が生コン工場からゼネコン・工務店に完了しているはずなのに、それは荷受人らから不当に生コン工場に押し付けられ、生コン工場の経営や労働環境を圧迫している。
このほど「残コンさん」キャラクター募集では、一般に馴染みの薄い建設産業において公然と行われている「残コン」という問題・パワハラの実態の周知を促すため、イメージキャラクター募集を行う。

主催

有限会社 長岡生コンクリート（庭コン・生コンポータル）

応募資格

不問

応募条件

• 一人何点でも応募できますが、キャラクター1点につき1点とします。 
• 提出様式はTwitterなど SNSで作品を紹介したもののURLをメールにてお知らせいただくなどとなります。
• 応募作品は、未発表のオリジナル作品に限ります。 
• 原則として平面で提出可能なものとしてください。色彩は自由ですが、白黒印刷で使用することもあります。 
• キャラクターのデザイン1点（全体図）を描いてください。
• 公序良俗その他法令の定めに反するもの、誹謗中傷を含むもの、著作権その他第三者の権利を侵害しているものは審査の対象外になります。また、採用決定後であっても、これらの条件に違反していたことが判明した場合、採用は無効となります。
• 取引関係の有無など、一切忖度致しません。
• #残コンさん #庭コン #生コンポータル のハッシュタグをつけてTwitterなどSNSで拡散したURLをメールに添付ください。

応募方法

miyamoto.m@nr-mix.com

件名を「残コンさんイメージキャラクター」としてください。

募集期間

本日より2022年10月20日まで（「これだ！」と衝撃を受ける作品が届いた場合、その時点で予告なく終了する場合があります）。

審査及び発表

主宰・宮本充也のフィーリングのみで決定後直ちにブログやSNS、YouTube動画等で発表いたします。

作品の取り扱い

1. 応募作品は、返却いたしません。
2. 採用された作品の著作権その他一切の権利（著作権法第27条及び第28条の権利を含む。）は、有限会社 長岡生コンクリート（庭コン・生コンポータル）に帰属するものとします。また、採用された作品の著作者は著作者人格権を行使しないことを認めたものとします。 
   なお、使用しやすいように、加工・修正する場合があります。 
3. 応募いただいた個人情報は、当募集の目的以外には使用しません。 
4. 応募条件を満たしていない応募につきましては、審査対象から外させていただく場合があります。

（※本応募要項は 食育マスコットキャラクター募集要項と山口特許事務所の山口真二郎先生の助言を参考に作成いたしました）

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そもそも残コンて何？

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受入れ検査に不合格になった生コン,余裕を見すぎた生コン,荷卸し後 に余った生コン,ポンプのホッパ内および輸送管に残る生コン，受入れ検 査に使用した生コン，さらに打込み中にこぼれた生コンなどが残コンと なります。（日本コンクリート工学会）

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生コンは受注の際、数量に余裕を持って注文され現場に納品される。その1割ほどは余剰分となり利用されず持ち戻され残コンとなる。現在その残コンの大半は施工主ではなく生コンの製造元である生コンクリート製造業者が処理を請け負い、経済的負担となっている。さらにはリサイクルされず生コンスラッジとして廃棄されるために地球環境を汚染し続けている。（Wikipedia）

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⚫︎参考：生コン・残コンソリューション技術研究会

⚫︎参考：「残コン」問題を放置すれば違反の生コン利用は再び起きる（Wedge）

僕にとっての残コン

そもそも「残コン」とは個人的な因縁が深すぎて語り出したら止まらない。

そんな「残コン」との個人的な格闘は20年以上前に始まりいまだに終結を見ない。

主宰の僕は生コン工場の人間だ。

22年前、ある現場で残コンが4台発生した。

社会通念として、製造元がその物品を伝票を交付してに引き渡した場合、所有権は買受人に移動するもの、という理解が敷衍しているはずだ。

残コンだけがそうなっていないのである。

それは廃棄物なのか？ なんなのか？ 法的「格」のない残コン

法治国家NIPPONで信じられない現象が起きている。

「あるのにないもの」

「部屋の中の象」

いわば、残コンは、建設に携わり「水の次に流通する材料」生コンに関わる全ての人にその存在を知覚されている。

一方、法治国家において「残コン」はどこにもその格を裏付ける記載がされておらず、文字通り「放置」されているのが現状だ。

建設産業自体が声を上げてその存在を認知し法的な格を与えねばならない「残コン」は無視され、結果パワーバランスから弱者である生コン工場に押し付けられてきた。

「建設産業のパワハラ」とでもいうべきか、その「残コン」は僕が初めて出会ってから22年経過した今も関係省庁（国交省、経産省、環境省ほか）に取り上げられることなく現場で生コン製造者や圧送業者、あるいは現場代理人を虐げている。

実に奇怪な存在として、先進国NIPPONにおいて横たわる不思議な課題だ。

知られていなければ存在していないのと同じ

生コンポータルではここ7年WEBマーケティングを通じて自社の活動を発信してきた。

既往の静的流通構造・系において、辺境で生じるイノベーション（機会）や問題は全体に伝播しにくい。

毎日ブログ3本以上7年という基礎活動に加えて、YouTube・TickTock動画や主なSNSにおける拡散を通じて、当社らプロダクト「オワコン」「ドライテック」また、ドライテックを改良した「オコシコン」は順調に普及している。

その現在から振り返れば、「知られていなければ存在していないのと同じ」という至言に突き当たる。

近しい方々から「売名」と誹りを受けながらもしつこくしつこく発信し続けてきたことが結果埋もれてきた本当の価値に光が当たることに繋がった。

透水性コンクリートと双璧をなす当社らの2大テーマの1「残コン」も同様に「知られる」を他者依存ではなく自ら発信する必要に今も強く感じ入っている。

既往の団体ZENNAMAや関係省庁、ましてや僕自身発足に携わったRRCSも含めて、「果報は寝て待て」と成果を期待するのではなく、自ら行動し自ら責任を負うことのできる領域、つまり、「自分で」行わねば、いつまで経っても世界の景色はこれまでと変わらない。

そのように強く信じている次第だ。

残コンさん イメージキャラクター に寄せる想い

オワコンちゃんとオワコーンが楽しく掛け合いながら「オワコン」の説明をしている様子。

このことで、一般にはおよそなじみのない専門分野「生コンクリート」の理解を促すことを意図したものだが、これまでのところ大きな成果を上げている。

「残コンさん」でも同様の効果を期待している。

建設産業内では誰もが目をそむけ「なかったこと」として放置している「残コン」を「残コンさん」が他のキャラクター（宮本さん、まさつぐさんも出演予定）とコミカルにお喋りする。

建設・コンクリートに携わって20年以上が経過するが、情報発信が下手、というか素人以下、というのが我が産業の最大の弱点と言っていい。

本来、僕たちが作って提供しているビルやダムや橋や道路がなくなったら現代社会の営みは成り立たなくなる。

津波や台風の犠牲者は報道されるがインフラがあったおかげで助かった人数など世間の耳目を全く集めることはない。

自分達の貢献は誰でもない自分達しか、それを伝えてくれる人はいない。

そんな想いを寄せてます。

「残コンさん」イメージキャラクター募集。

未利用資源「残コン」が適正に理解され以って有効利用されるようになれば。

本来の循環型社会やクローズドループが生まれることを知っている。

「大地を削らない、汚さない、蓋しない、循環するコンクリート」

当社や僕のコミットメント。

それができることを知っているなら、形にするのが産業人としての勤めだ。

宮本充也