2022/03/13
#JISを変えよう 「いよいよ全国制覇!47都道府県の生コン工場の協力が見えてきた!」RRCS
現在RRCSリサイクル分科会(リーダー明治大学小山明男教授)の全国同時多発実験プロジェクトが拡大している。安藤ハザマの白岩誠史(せいし)さんによれば、現在40工場の参画が見えてきたそうだ。
アウトも組合員も全員おいで!JISを変えよう
⚫︎参考記事: #JISを変えよう 「前代未聞の同時多発実験《残コン造粒》《造粒骨材コンクリート》が始まる」RRCS
生コンクリートの製造にアウトとか組合員とか、そういった区分はいらない。
なのに、階層構造では互いに分断され、いがみ合ってきた。
例えば、卑近な例で置き換えると、建築 or 土木。
何も区分する必要はないのに、階層構造を前提にすると両者は区分される。
生コンクリートはいずれにも材料を納めているのだが、その立場から見ているとちっぽけないがみ合いを見かける。
地方のちっぽけなゼネコンですら、「建築の奴ら、なんていってた?」とか、「土木にはそれもう伝えたの?」みたいな、ちっぽけな壁を意識して仕事をしている。
あまり表立っては口に出さないけれど、誰もがコンクリートに関して多少なりとも 土木 or 建築を意識しているようだ。
馬鹿らしいことに。
その意味で、RRCS(生コン・残コンソリューション技術研究会)は全く新しい枠組みだと思う。
代表理事は野口貴文先生(建築)となってはいるけれど、理事や参加者の面々は建築に寄っていることもなく、土木の分野からの参加者も多い。
その最たるところが件の対談を契機とした土木コンクリートの大物坂田昇さん(鹿島)の参画である。
そこからは、GI基金コンソーシアム間の協力や「残コンさんいらっしゃい!」をはじめとした建築・土木(もっと言えば、道路)も入り乱れた無数のプロジェクトがパラレルで走り始めている。
⚫︎参考記事: 【プロジェクト】大阪万博残コンゼロ 《残コンさんいらっしゃい!》 YouTubeトーク番組 (RRCS・大阪兵庫工業組合)
垣根がなくなったかのようでとても清々しい。
なぜって、そこでは垣根を作る必要がないのだから。
目的は残コン問題を解決することを糸口に資源循環型社会を実現しうるコンクリート産業の創造だ。
誰も、文句言えないでしょ、この大義名分。
それに、そこに参画した生コン工場だってアウトもいれば組合員もいる。
大阪の組合員と福島のアウト工場が互いにいがみ合う謂れはない。
区分・分断があるから、争いは起きる。
自分と、他人が違うのは当然なのに、尊重しようとせず、分けて考えるから、たったそれだけのことが戦争に発展していく。
ダイバーシティーなんて言葉がよく聞かれるようになったがあらゆる在り方を許容・尊重しうる階層で区分しないあり方を支える産業構造が必要なんだと思う。
その意味では、RRCS(生コン・残コンソリューション研究会)の活動はまさにその実践と言える。
安藤ハザマの白岩誠史(せいし)さんからご連絡あるかと思います!
事務一切を取り計らっているのは安藤ハザマの白岩さんだ。
すごくいい人である。
だから、協力してやってもらえませんでしょうか。
よくある勘違いゼネコン職員と違って白岩さんは謙虚で物腰も柔らかで礼儀を弁えている。
それに、残コン解決に一所懸命。
だから、僕も一人の生コン工場の人間として、ご協力することを決めた。
それに、楽しそうだし。
そんで、現在30を数える生コン工場の参画が確定しているそうだ。
また、候補で上がっているところを含めると40は見えているという。
白岩:山口県、広島県、新潟県、岩手県、青森県もどこかあれば。そこをつぶせば、全県制覇が見えてきます。
宮本:全国制覇やりたいですねえ。
白岩:カッコイイですね。
全国制覇
響きがいいですね。
こんな感じでノリノリのノリで盛り上がっているのである。
生コン業界のみなさん、お祭り始まりましたよ。
アウトも組合員も全員おいで!
つまらな区分にとらわれることなくみんなで突っ走りましょう。
建築 or 土木、とか、公共 or 民間とか、そんなつまらないことを考えず、とりあえず舞台が用意されたら踊っちゃおう。
ZENNAMA or アウト とかね。
ちなみに、事務局によれば野口貴文先生のお名前でZENNAMAにもこの残コンに関わるプロジェクトはお声がけをする(してる?)そうだ。
断る理由ってあるのかなあ?
生コン業界の利益を重んじる団体ZENNAMAが「残コンさんいらっしゃい!」とか「残コンリサイクル分科会のプロジェクト」参加を断る理由ってあるのかなあ?
ひよってるやついる?
である。
まあ、シノゴの理屈はいいから、とにかくおいで。
白岩さんから優しいご連絡が入ると思います。
怖がらずに、楽しもう。
#JISを変えよう
宮本充也