2022/10/12
「残コンで作った《置くだけ》ドットコン(ブロック)って根固めに使えないの?」
天然資源を用いて作った生コンクリートの成れの果て残コンはやっぱり捨てるんじゃなくて地域の自然に戻されるのが筋だと思う。床固め・ドットコン・残コン。繋がることで循環が生まれる。
究極の地産地消プロダクト
根固め・床固めとは?
https://www.shouha.jp/products/100/102/
PUMP MAN小澤さんからLINEで届いた写真。
そういえば、こんな穴の空いたコンクリートブロックが、床固め・根固め、要は、河床の洗掘防止を期待する目的で用いられることは知っていた。
なんで凹凸とか穴ぼこがあるのかは「粗度(そど)係数」と言って水流をコントロールする目的のようだ。
また、河床にガチガチに固定するのではなく、相互に連結させることで屈撓(くっとう)性を持たせているという。
https://www.kyowa-concrete.co.jp/02_products/055leaf/055leaf.html
ちなみにこれらの知識はコール1回以内で電話に出る幼馴染大矢洋平(正治組)から1分で教わった知識だ。
「これ、置くだけドットコンでいけんじゃね」
「生コン工場で残コン使えばいいじゃん」
置くだけドットコン by 残コン for 床固め・根固め
【カーボンネガティブ舗装】「大型車両乗り入れOKなメンテナンス性良好の透水性舗装は残コン・オワコン・ドットコンのコラボから」
現在、小澤さんたちとは残コンで作ったドットコンブロックの「置くだけ土間コン」としての舗装コンクリート適応を狙っている。
見た目、床固めブロックと酷似してる。
穴ぼこがある。
大矢洋平によれば「穴というより出っ張りが重要」ということだが、組み立て方でその辺はどうにでもなるのではないか。
そもそもがその大半が生コン工場の労働環境を劣悪なものとし廃棄されることによって地域環境を脅かしている「残コン」をそのまま利用でき且つ地域の床固めとして地消されるのであればストーリーは循環を見る。
床固めブロックに求められる性能は屈撓性と粗度であることから、構造部材に用いられるコンクリートほどの管理も要求されなかろう。
一定水準の残コンを用いたことが確認されれば使える。
地域の天然資源を用いて作られた生コンクリートの末路・副産物が地域の自然に地消される。
残コンで作ったドットコンブロックをイレギュラーに組み合わせ穴を利用してゆるく相互に連結。
完全固定されていないから屈撓性は保持される。
また、イレギュラーな組み上げ方で粗度も満足する。
いける気がしてきたのは、僕だけですか。
これ、誰に相談するのが正解なの?
土木・コンクリート系の先生?
二次製品メーカーやコンクリートブロック屋さんからは煙たがられる??
いつものようにとりあえず全方位に発信しよう。
誰か、「おもれえ!」って指止まってくれる人いそうだな。
もしかすると製品屋さんが「残コン譲ってくれ」みたいな感じで乗ってくるかもだし。
究極の地産地消プロダクト「床固めブロック」は残コンから生まれる。
宮本充也