2023/02/02

「プロジェクト名【エバンガビオン】ローンチ」白石建設

資源循環・脱炭素・意匠性・機能全てを兼ね備える最強のプロダクト発明はその名も人類補完計画「エバンガビオン」と名付けられ2023年からあらゆる企てを呑み込み平らげていく。

スラッジ残コン造粒骨材の蛇籠

残コンにスラッジ水を投入した上で造粒させたポーラスコンクリート。

ぐり石の代わりにそのポーラスコンクリートを蛇籠の中に投入し硬化させる。

蛇籠/蛇篭（じゃかご）とは、竹材や鉄線で編んだ長い籠に砕石を詰め込んだもので、河川の護岸や斜面の補強などに使用されてきた。石籠（せきろう）、じゃこ ともいう。英語では "gabion" がこれに近く、現代のものに限ればほぼ同義語ともいえる（英語のほうが広義）。

ガビオンプロジェクト始動

白石建設の武南さんのこのところのブームは「ガビオン」。現在エバンガビオン（人類補完計画）が進行中なんだそうです。。
宮本さん、「ガビオン」ていう言葉の響きに魅せられて「やります」と挙手をしたところ、今朝blgを書いていてガビオンは蛇籠の英語だということを知りました。

引用：GARDEN SUZUKI

宮本から次あたりRRCSのリロケート分科会（残コンブロック）にぶっ込まれる予定のエバンガビオン（人類補完計画）はすげえぞ。
戻ってきた残コンにスラッジ水を大量に注ぎ込んで造粒させたものをそのまま写真のような籠にぶっ込む。
残コン1m3あたり70kgのスラッジ固形分を処分できるから資源循環であるだけでなく、その広大な表面積を活用して大気中のCO2とバンバン反応・固定するからカーボンネガティブにもなる。
そんな、蛇籠（ガビオン）の登場だ。

脱炭素・資源循環「根固め」「エクステリア」

用途河川・海岸・治山などの土木事業で、それぞれの形状や特性を生かし、護岸、根固め、水制、床止め、耐震、擁壁、排水といった様々な目的で用いられる。近年、防災性だけでなく、「多自然型川づくり」が要望されるようになり、多様な生物の生息空間（ビオトープ）作りに役立っている。（Wikipedia）

①根固め

https://sooki.co.jp/newsletter/newsletter19.html

現在神戸大学さんとご一緒しているため池の法尻固定や、RRCSリロケート分科会で議論している土留めに用いられる残コンブロックとしてもスラッジ残コン造粒骨材を入れた蛇籠は有益ですね。

②エクステリア

https://www.osharaku.com/scene/gabion/
ロックガーデン風のエクステリアに意匠性を恃まれ採用される蛇籠（ガビオン）。なお、夏場打ち水することで環境温度を低減することも知られている。

機能だけじゃなく意匠も兼ね備えた「脱炭素」「資源循環」材料は環境負荷ゼロであるばかりか生物や植物にも優しいときている。
残コンと一緒にベンガラなど色粉を塗すなどしてワンチャン色彩も楽しめるな。

蛇籠を現地に設置して生コン車から投入

残コンさん、残コン姐さん。PR活動ありがとうございますっ。
蛇籠を現地に設置して、写真や動画のようにただ材料（スラッジ残コン造粒骨材）を投入するだけ。これって、世紀の大発明だと思うんだ。だって、大地を削って汚して蓋することなくコンクリートが循環していくのだから。例えば、エクステリアや土木資材として用いられて役割が終了したら今度は魚礁として海洋に埋めることだってできる。そこで海洋生物が育まれる。ホワイト＆ブルーカーボン美しいストーリー！！
というわけで、白石建設武南さんが提唱する人類補完計画「エバンガビオン」始まります！人様のアイディアを出発点にそれっぽく振る舞っている全ての企業と人のために！
がんばりますっ。

がんばりまっす。

残ッコーン‼︎

作者・宮本充也

宮本充也

主な著者
宮本充也

危険物取扱責任者（乙4）/1級（舗装・造園・建築・土木）施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

毒物劇物取扱責任者/日本農業検定（1級）/エクステリアプランナー（2級）/運転免許証（大型・中型）

勉強中の資格：採石業務管理者/2級FP技能士