2022/02/13
「綺麗にとれると言っています!これはあった方がええなぁとも言ってました!」Re-con ZERO CLN・久保田建材
「ドライテックの出荷があったのでRe-con zero cleanを使用しました。ドライバーに感想を聞いたところちょっと時間はかかるけど綺麗にとれると言っています!これはあった方がええなぁとも言ってました!」(久保田建材池内さん共有)
「これはあった方がええなぁ」
ドライテック荷下ろし後のシュートとブレードの様子。
経験者ならお分かりのように、特殊コンクリート(ドライテック、水中不分離コンクリート、高強度コンクリート、高流動コンクリートetc)は荷下ろし後の洗浄作業に難儀する。
工場によっては、「もう、練ってやるもんか!怒」とその後のドライテック製造を拒否するケースもある。
ドライバーの声が強い工場なんかだと特にそうだ。
このせいで、本当に生コン工場の開拓は苦しんだんだよ!わかってる?!と言いたい(誰に?)。
そこで、登場したのが、Re-con ZERO CLN(MAPEI)。
残コンソリューションシリーズRe-con ZEROのニューフェースだ。
まだ、価格も決まっていない。
日本でサンプルをばら撒き実装することによって今回のように各地の生コン工場からフィードバックを得ている状態だ。
洗浄After。
あら、超きれいな洗い上がりっ。
「綺麗にとれると言っています!これはあった方がええなぁ」
こちらは池内さんが実際に洗浄をご担当された方にヒアリングした際の反応。
「これ(Re-con ZERO CLN)はあった方がええ」
だそうです、世界の生コン関係者の皆さん。
これは、謙虚に、傾聴いたしましょう。
タンクに垂らすだけで脅威の洗浄力Re-con ZERO CLN
生コン車には200ℓ貯蔵可能なタンクが実装されている。
およそ毎度の出荷の際にはそのタンクは水で満たされる。
そこに、150〜250mlのRe-con ZERO CLNを垂らすだけ。
以上、終わり。
それだけで、明らかに、洗浄力が変わるというのだ。
きれいになる、と。
プロ(生コン製造者)ならお分かりのように、洗浄力が上がる、つまり、洗浄時間が短縮される、いわゆる、残水が減る、ということを意味する。
残水とは、皆さん(生コン製造者)が日頃よりお困りの、「スラッジ」の素である。
スラッジは捨てるのにそこそこ費用がかかっている。
Re-con ZERO CLNの費用いかんにもよるが、仮にその費用負担が合理性を備えていたとしたならば、使わない手はない。
あ、今思いついたが、「残コンゼロ」を謳うなら、「スラッジゼロ」も謳わねばなるまい。
⚫︎参考記事: 【JISを変えよう】「有志らによる《大阪万博・残コンZEROプロジェクト》発足」
そうなると、Re-con ZERO SprayとRe-con ZERO CLNは自然なソリューションの候補として浮上することになるだろう。
さらに、Re-con ZERO Maxiを前提とした残コンステーションが実装されていれば、完全にスラッジは循環に向かうことになる。
その詳細は別の記事として紹介を予定している。
スラッジが減る、残コンが減る、あるいは再生・循環に向かう、ということは経済性だけでなく、そこに従事する人々の負担も取り払う。
久保田建材池内さんからのちょっとしたフィードバックで、これだけ可能性・夢が広がるのだ。
だから、現場・現実・現物の共有って重要だ。
これまでの産業はそのかけがえのない現場を埋もれさせてしまってきた。
伝えることなく、そのままにしてしまった。
だから、僕たち産業の価値は広く一般に知られることがなかった。
きちんと伝える。
それだけで、僕たち産業が非常に役に立つことが知られ、そのことで求められ活躍のフィールドは自然と広がる。
「綺麗にとれると言っています!これはあった方がええなぁとも言ってました!」
今回も貴重な現場の共有誠にありがとうございます。
生コンポータルの使命は、その価値を埋もれさせず発進することと思っています。
宮本充也