ぱっと見「オシャ」な「オワコン」で「ガビオン」（エバンガビオン）だが、花壇や基礎・土台・擁壁などの実用の他に、その膨大な表面積と含まれるCa(OH)2（水酸化カルシウム）によって大気中のCO2と反応CaCO3（炭酸カルシウム）化することでCO2固定（カーボンネガティブ）の効果が期待されてんだ。
こないだ紹介したような「ジオポリマー」（セメントを用いずに製造される生コンクリート）を掛け合わせれば完全に資源循環・カーボンニュートラルになるから、二酸化炭素固定した分については完全にネガティブに計算できることになるな。
ちなみに、白石建設の武南浩二さんはこのアイディアを以前CPコンソーシアム（RRCS）担当者・白岩誠史さん（安藤間）に提案したんだそうだが、にべもなく却下されたんだそうだ。不思議だぜ。
置いとくだけで、カーボンネガティブだってのにな。

残コンさん、残コン姐さん。PR活動ご苦労様でございます。
白岩さんににべもなく却下されたとされる本技術ですが、発注官庁やゼネコンが威張り散らしている流通システムではなく、オシャがまかり通るエクステリアや建築外構といった分野での実装が進もうとしています。今回は手始めにガーデンファニチャーの脚や植栽升・花壇として用いられています。
並行して準備が進んでいるジオポリマー製造・出荷と掛け合わせればSDGsやら脱炭素やらを謳うまでもなく、最強のプロダクトになるんですよ、だって、みんな大好き「安い」から。セメント使わないし、残コンリサイクルできるから、経済合理性半端ねーすから。猿でもわかるこの理屈を社会実装できない現行の産業システムって問題しかないように感じるのは僕だけですか？
まあ、自分以外の何かを憂いていても仕方がないので、僕自身は必要と思うことをひたすら実直に形にしていくだけです。誰かにどのように思われたりとか興味ないし、影で批判したりしてるクズのか細い声なんか全然聞こえないしね。
というわけで、オワッコーﾝ‼︎

残コン‼︎ オワッコーﾝ‼︎