長岡生コンクリート
創発により紡ぎ出される
コンクリートソリューション

2024/01/01

「2023年非JISコンクリート(オワコン、オコシコン、イワモル、2×3コン)書き初め」

「2023年非JISコンクリート(オワコン、オコシコン、イワモル、2×3コン)書き初め」

元旦2本目のブログは「2023年非JISコンクリート書き初め」として透水性コンクリートに加えて昨年から強化されたCLSMや副産物を高度利用したコンクリートの民間のみならず公共も強く意識したマーケティング方針について。



非JISコンクリートいよいよ公共へ

 オワコンちゃん

元旦2本目のブログは「2024年非JISコンクリート書き初め」としてこれまでは民間向けにWEBマーケが中心だった事業方針を、産官学の連携で2024年はいよいよ公共事業に突進していくよっ、のご紹介だよっ。

CLSM「イワモル」強化

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昨年CLSM(Controlled Low-Strength Material)として再定義された「イワモル」(防草用ブランドは「まさ固」)はもともと残渣式流動化処理土(LSS)製造・販売として15年の歴史を有している。本年からはCLSMとして整理し関係各位らとの共同開発や流通網の構築などを強化する。

「2×3コン」「ヌテコン」の強化

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原材料の90%超が回収骨材や産業副産物で製造される「2×3コン」は白石建設(岡山)のブランド。

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こちらも90〜100%粒状骨材や産業副産物で製造されている「ヌテコン」は当社らのブランド。2024年はこうした非JISコンクリート(非構造部材などに適用されるJIS外のコンクリート)の認知拡充と流通網構築に全力を注ぐ。

「オコシコン」も非JISコンクリート

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我が国では40年(草分けは佐藤渡辺「パーミアコン」)、当社としても20年(「オコシコン」が当社ブランド)の歴史を数えるポーラスコンクリートもやっぱり非JISコンクリートの1つに挙げられる。

バズ「オワコン」を最大限活用する!

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爆誕から2年ちょっとで目を見張るほどの成長を記録するバズプロダクト「オワコン」は民間のみならずいよいよ公共事業での実績を積み上げている。これまでは「庭コン」「生コンビニ」といったWEBマーケ(民間)を中心に展開してきた流通網の構築もいよいよ公共事業を意識した展開が求められることとなる。

ラストワンマイルの創発「JOIS」深耕

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規則だらけで自由度に乏しくこれから求められる文脈「資源循環」「脱炭素」を許容しにくい既往の規格・基準類に対して外から変化を求めるのではなく、すでに上記に紹介してきたような流通の萌芽が見られる非JISコンクリートの分野を産官学連携で深耕することで2024年は新たなコンクリートの市場開拓を促していく。

以上、非JISコンクリートの年頭の抱負となります。これまで主に民間・一般施主を中心に行われてきたマーケティングですが、産業内外からの要請もありいよいよ公共事業も強く意識した展開が本格化して参ります。

まさ固さん

残コン原材料の供給網構築へ!

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元旦3本目最後のブログでは「2023年残コンソリューション書き初め」として非JISコンクリートが主な出口となるであろう各種CCU原材料(骨材、微粉末)に関する目標を紹介する。

いやはや、オワコンちゃん、まさ固さん。このように年頭の抱負をまとめてみるといかに昨年2023年は偉大な成果を積み上げることができたと感慨もひとしおだねっ。 すでに民間で着実な萌芽が見られる非JISコンクリートに産官学の連携できちんとした権威をつけるだけで建築・土木に加えてもう1つコンクリートの巨大市場が創造されるってわけだからねっ。
「コンクリートをもっと身近に」
年明け元旦3本目最後のブログはそんな「資源循環」「脱炭素」に応えることのできるこちらも僕たち生コンポータル長年のテーマ「残コン」についての宮本さん年頭の抱負を認めたいと思いますっ。
オワッコーン‼︎

 宮本

 オワコンちゃん

オワッコーン‼
ぉわっこーン!

まさ固さん



作者・宮本充也

残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。

Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。

After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士