2024/09/11
いよいよ本日(2024/09/11)JOISキックオフイベントは大阪科学技術センター700号室で!
いよいよ本日(2024/09/11)大阪梅田の大阪科学技術センターで開催されるJOISキックオフイベント「再強コンクリートに学べ」直前にオワコンの宮本さんから本日の見どころ他をご紹介します。
再強コンクリートに学べ(2024/09/11)
JOISキックオフイベント 9.11
2.プログラム
1430:開会挨拶 船尾孝好(大阪兵庫生コンクリート工業組合)
1515迄:基調講演「再強コンクリートについて」
1650迄:フリーディスカッション 「JOISの運営方針」他 司会:森政伸(JIC)
(ラボ)
・今すぐ始められる低炭素コンクリートの実践(バルチップ)
・カーボンネガティブ混和材「残コナ」製造方法(白石建設/長岡生コン)
・「目指せグッドデザイン賞グランプリ」人工カラー骨材「ダイナコア」(毛受建材/陽光物産)
(プロダクト)〜集まれシリーズ〜
・集まれ透水性コンクリート(関係先全てにお声がけしますがきてくれるかどうかは不明)/他 残コン造粒材/残コンブロック/先送りモルタル代替材/CLSM
(オフィス)
・SNSを利用した企業イメージアップ戦略(白石建設)
・グッドデザイン賞2025& WOC上海レポート(PUMP MAN、白石建設他)
・「ほぼ無人で動く?」 生コン工場運営ユニット「ミツア」(セイア/長岡生コン/JIC)
・人材開発支援助成金(定額制訓練)活用について(仮)(マル・インシュランス)
(懇親会)
・公開収録「帰ってきた! 残コンさんいらっしゃい!!」
関西でキックオフを迎えるコンクリート関係者らによるサロンJOISはコンクリート実務家ら自らが作るみんなのラボ(R&Dセンター)でありオフィス。モットーは「秒で実装」。JOISキックオフ.pdf
ちゃんと事前準備してます
JOISキックオフの発起人3名(JIC森先生、大阪兵庫サンコンさん、生コンポータル宮本さん)らによる事前準備、ちゃんとやってます。本日はしっかりと楽しいイベントにすべく準備は整っております。
JOISホームページ(案)が完成しました
こちら、JOISホームページの叩き台は本日のディスカッションの中で細部について検討される。「みんなで作るみんなの コンクリートラボ&オフィス」を当座のキャッチフレーズとして、全員参加型のコンクリートサロンとして多くの交流を生み出し、価値あるアウトプットが参加者を含めた社会全体をより良くするプラットフォームへと進化を遂げることを期待したい。https://jois.works/
見どころ!いくつか
なお、本日の参加者は40名弱を数えており、中には業界の有名人の姿も多数見られる。ここでは見どころとして、プログラムの中からいくつか紹介したい。
今すぐ始められる低炭素コンクリートの実践
本日バルチップ社からはカーボンニュートラルを意識した土間コンの話題提供が行われる。「戸建て住宅には必ず実装される」土間コンのあり方を再定義し、ゆくゆくは「内窓や二重窓の採用に半額補助金が交付される」的な土間コンあり方を模索できないだろうか、そんな可能性についてまで議論が深まる見込み。
「ほぼ無人で動く?」 生コン工場運営ユニット「ミツア」
現在静岡県東部・伊豆地域で構想されている「単一の運営ユニットによる複数工場の並行操業」はリモートを用い、業務の見える化を通して人員配置の最適化、さらにはより付加価値の高い領域へのコンクリート技術者の派遣、などを目論み、JIC森先生、そして本日参加予定のセイアらと議論が交わされる。 人員不足、市場の低迷などに喘ぐとりわけ地方の生コン工場にとって福音となるプロジェクトがローンチする。
関連記事:「月産500m3も5,000m3もかかる人員・設備は一緒」「ほぼ無人で動く?」 生コン工場運営ユニット 【ミツア】 (セイア/長岡生コン/JIC)
アドリブでゲストをご指名!「残コンさんいらっしゃい!」
本日参加の40名弱の業界の有名人らからその時のノリと気分でご指名されるゲストをお招きして公開収録(YouTubeでリリース予定)「残コンさんいらっしゃい!」では、業界の深刻な問題であり、カーボンニュートラル・サーキュラーエコノミーに臨んで有望なチャンスとしても目されている「残コン」について激論が交わされる予定。
イノベーションはJIS外生コンから!
現在さまざまに取り組まれているカーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーなどを意識したSDGsでイノベティブなコンクリートが社会実装を臨むにあたって最も自然なあり方はJIS生コンではなく、非JIS生コンとなる。 JOISではJISにとらわれない自由なコンクリートの開発・実装に向けて連携が始まります。
「コンクリートをもっと身近に」
こうしたイベントを通してプログラム外でもいろんな交流が生まれているようです。 これからも「伝える」情報発信を通して、流動性の高い活気あるコンクリート産業を心がけていきたいと思いますっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。