まだまだ続くよ出張JOISはどうしても冬場は暖かい地域に足が向いてしまう笑。鹿児島県は木田組生コン鹿児島工場で行われた MPQ（Mapecube）実験の模様をご紹介します。

30分静置でスランプ9cm差が出ました？！

出張JOIS in 鹿児島

出張JOIS（2025/01/22）in 鹿児島 はお馴染み木田組生コン鹿児島工場さんで開催されました。

前木場工場長（左）ととろサーモン久保田さん（右）が気持ちよく受け入れてくれました。

真面目に座学でMapecubeのご説明

オワコンの宮本さん自身ろくにMapecubeのプレゼン資料を読んでなかったのではじめて知ったがMapecubeシリーズとは混合セメントのパフォーマンス向上のために開発されたコンクリート用化学混和剤です。

Mapecube（MPQ）デモンストレーション

そして、木田組生コンといったらこれだよね。 シュートを看板として活用してる。通常、シュートって剥がれたり汚れたりしがちだけど、会社名を表示してあるからかめっちゃ綺麗。

試料採取。2つの一輪車に30リットルずつ生コン（18−18−25(BB)）を採取して一方はそのまま（ブランク）、片方にMPQを100ml投入し攪拌してフレッシュと7-28日強度を確認するもの。

あ、柔らかくなった（MPQ）

投入してスコップで練り始めてすぐに「あ、柔らかくなった」と実感。

スランプで4cmもMPQは伸びました。

すごい！ スランプ保持性能

30分静置でなんと9cmもスランプに差が出ました。これにはみなさんとても驚いていらっしゃいました。なんか、MPQって、すごいかも、とオワコンの宮本さんも思いました。

まだまだ続くよ！ 出張JOIS（MPQデモ）

イベントカレンダー

明日（2025/01/24）は愛知県の毛受建材さんで。時間変更で1130から開始となります。「オワコン」の現場があって、そのオワコンになる前の生コンでやります、 MPQデモンストレーション。

残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値（富）を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。

Before：従来、建設現場で余剰となった生コンクリート（残コン）の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。

After：一方、残コンステーションを実装した地域（生コン組合）では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU（Carbon Capture Utilization）材料としても脱炭素コンクリート（CNコンクリート）に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。