2024/12/06
単位セメント量を60kg/m3減らせるってことは生コン原価が1,000円以上安くなる?
コンクリートは新しい時代に突入したようだ。 いよいよ我が国にも上陸したMapecube 60Wの既往の実験結果ではその混和剤を用いるだけでなんと単位水量を60kgも減らせた。諸原料高騰のこの時代救世主となるか。出張JOISでお会いしましょう。
Mapecube 60W 引っ提げて始まる! 出張JOIS
本日はいよいよ始まる出張JOISのMapecube60wデモンストレーションのご紹介ですー。。
Mapecube 60W 日本上陸
いよいよ日本上陸の次世代のコンクリート用化学混和剤Mapecube 60W。
圧縮強度22 %増進という奇跡
これまでのコンクリート用化学混和剤の役割は空気連行や減水を目的としていたが、新しい時代の化学混和剤Mapecube 60Wはセメントの潜在性に訴求し圧縮強度や耐久性をもターゲットとしている。
関連記事: Mapecube 60W の後添加でブランクに対して22%もの圧縮強度増進が確認されました
サンプルばら撒き「出張JOIS」開始
某スーゼネをはじめ、現在こちらの化学混和剤は多方面にサンプル提供が始まっています。
関連記事: 出張【JOIS】で交わろう! カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーなど先端コンクリートご紹介行脚【47都道府県】
簡単にできる実験
同じ生コンクリートから2つの一輪車におよそ30ℓずつサンプルを得る。
片方にだけMapecube 60Wを投入・撹拌。ブランクコンクリートとの性状、7日、28日強度を比較する。これなら、工程検査などに用いられるコンクリートで普通にできちゃう。そんなデモンストレーションを47都道府県で始めます。
単位セメント量 60kg 減らせる
なお、既往の実験結果から単位セメント量が普通に60kg/m3減らせるという。高騰が続く普通ポルトランドセメントが60kgも減らせるとしたら生コン原価として黙って1,000円安くなる計算だ。そして、それは直ちにカーボンニュートラルに向かうことになる。
出張JOISは12月16日兵庫県の泰慶生コンさんをスタートに全国47都道府県にお邪魔いたします。
出張JOISで会いましょう!
出張JOISはこれから日本列島全域を席巻することになります。 カーボンニュートラルを指向する新たな時代の新たなコンクリートに必須なMapecubeシリーズのデモンストレーションをはじめ様々な話題提供を予定しています。
「コンクリートをもっと身近に」
それにしても、本当にすごい。これを「伝える」ことで具体的に世界の景色を変えていこうっ。
オワッコーン‼︎
各地の皆様にお目にかかれますこと楽しみにしていますー。。
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。