2025/03/19
「第7回残コンさんいらっしゃい」三豊産業・飛鷹生コンクリート

毎月1回のペースでお送りしてます「残コンさんいらっしゃい」も今回で第7回つまり、7ヶ月も経過したってことになる。各地各様の残コン事情を知ることでコンクリート実務のリアルを訪ねる。
三豊産業/飛鷹生コンクリート「残コンさんいらっしゃい」
本日は第7回残コンさんいらっしゃいをお届けしまっす。
【第7回】残コンさんいらっしゃい 【香川県三豊市より】
https://youtu.be/FMMysHrcxts?si=Oi55_If_IIGzH2F_
香川と愛媛の残コン事情
Information
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https://youtu.be/FMMysHrcxts
【第7回】残コンさんいらっしゃい 【香川県三豊市より】
登壇者
司会:ザンコン(サンコン)さん/船尾 孝好さん(大阪兵庫生コンクリート工業組合)
アシスタント:オカモン
ゲスト
〇三豊産業(香川)/タケウチさん
〇飛鷹生コン(愛媛)/飛鷹さん
残コンさんいらっしゃい第7回は、香川県三豊市。
各地域で根付いているコンクリート業界のアレコレを、残コンを切り口にお話しします。
どうぞご覧ください。
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(共有:おくがわあきら)
4〜6%余る定番は「残コンブロック」
生コンポータルでも頻繁に紹介しているように残コンソリューションの一丁目一番地は残コンブロック。ど定番
四国は廃棄物に対して優しい地域
四国中央市などはもともと紙産業が盛んで大量の産業廃棄物が発生するなどリサイクルに対しての意識はもともと高いということもあり残コン問題も他県に比べればそれほど深刻ではないという説明があった。
進まない低炭素・環境配慮コンクリートの実装
見学会でも共有があったように混合セメントの総論としてのニーズは声高く論じられているものの各論ではほとんど要求がないという共有があった。 生コンポータルにとっても【JOIS】は大切なラボでありオフィス(週刊生コン 2025/02/03)
なお、三豊産業さんでは古くからスラッジ水を標準化して使用しているそうだ。地味だがこれも低炭素・環境配慮コンクリートの一例。なお、香川県は閉鎖的で情報公開が進んでいないという指摘もありました。
徐々にだが「残コン」てワードがタブーではなく前向きに捉えられるようになってきたなっ。
残コンソリューションもJOIS
コンクリート実務からが主体的に交わり特殊コンクリートなど規格外コンクリートの研究・開発・実装が生まれている「みんなで作るみんなのラボ&オフィス」JOIS(Japan Out-Industrial Standard)ではもちろん「残コン」に関する高度利用なども論じられています。
「コンクリートをもっと身近に」
現場で起きているリアルをきちんと埋もれさせないってことも産業の果たすべき役割だねっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。