2025/01/07
7日強度で13%以上も伸びた【Mapecube】コンクリート1ヶ月ではなんと【⚪︎⚪︎%】になってました
仕事始め(2025/01/07)を迎えたICCから早々にビッグニュースが共有された。昨年7日強度で脅威の13%UPを見せつけたMapecube 60W 1ヶ月経過ではその勢いは衰えるのか、それともさらに増していくのか。本年もよろしくお願いします。
2025年はMapecubeの1年になりそうです
本日はMapecube 60Wコンクリート1ヶ月強度結果が共有されましたのでそちらをご紹介しまっす。
2024年Mapecubeデビュー
2024年に登場したMapecube60wは初見で驚くべき性能を見せつけコンクリート界隈を騒然とさせました。
関連記事: 「スランプでは5cm、7日強度では13%以上も伸びました」Mapecube 60W を用いた比較実験
2025年1発目のMapecubeニュース
ICCで昨年行われたブランクコンクリートとの比較実験、仕事始めの本日1ヶ月強度が共有されました。7日強度で13%の伸びを見せたMapecube60Wは1ヶ月強度でさらに伸びるのか、それとも勢いは流石に落ちるのか。
プレーンコンクリート
プレーンコンクリート呼び強度30N/mm2に対して40.6N/mm2となりました。Mapecubeを後添加したコンクリートの結果はいかに?
Mapecube 60Wコンクリート
48.8N/mm2なんと8.8N/mm2(20%超)の強度結果となりました。
実験結果は公表はここまで
なお、昨年2024から始まっている出張JOISではMapecube実験も兼ねている。 今後はNのみならずBBや三成分、粒状化再生骨材など、各種変数の実験を繰り返すことになるが、参加者・関係者内のみの公開とします。
関連記事:「後添で30分静置にも関わらずスランプ 23.0cm が 22.5cm にしか落ちなかった Mapecube 60W 最強じゃね?」(1/47)
イベントカレンダー
このほど20%強度増進という脅威の結果を見せつけたMapecubeの各種実験は今後非公開で行われることになります。関心のある方はJOISにご参加くださいますようお願いします。
「オワコン」の現場でもMapecube実験します
なお、粒状化(オワコンにする)前は普通の生コン、ということで各地で製造・出荷・実装されている「オワコン」の現場をベンチスケールの実験場所としてMapecube後添加の性能評価を行います。
オワコンにする前の生コン
そもそも「オワコン」は普通の生コンから作られています。各工場の強度データに対してMapecube後添加がどれだけ強度に対して影響を及ぼすかの実験を無数に行うことができます。なお、それら実験結果は出張JOIS同様に当該工場と関係者以外には非公開となります。
早速Mapecube60Wオーダーしました
A strength increase of 20% is an impressive result. In 2025, I would like to conduct multiple post-additions on a real scale. To achieve this, I would like to purchase 2 to 3 pallets of Mapecube 60W. Could you please arrange a quotation for us?
20パー伸びるってマジゴイスーだよねっ。てか、今年はめっちゃたくさん後添加の実験したいんだけど、ユー、2〜3パレットの見積書を提案オネシャス! しーやせん!!しゃす!
実験したら「オワコン」として納品
Mapecube 60W が入っていようと「オワコン」の性能に悪影響を及ぼすどころか強度が上がるってんだから現場に迷惑をおかけすることはありません。
年始早々その迫力を見せつけたMapecube 60W となりました。 本年は「オワコン」で連携する生コン工場さんを舞台にさらなる実験を繰り返してまいります。
強度20%超増コンクリート用化学混和剤もJOISで
「みんなで作るみんなのラボ&オフィス」オープンプラットフォームJOIS(Japan Out-Industrial Standard)では双方向の交流を通じて先端コンクリートの研究・開発・実装を推進しています。
JOIS
「コンクリートをもっと身近に」
てか、これ、すごくない? でも、年末年始誰とも会話せずに悶々としてたからちょっとほっぺたつねって見ちゃった、てへ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。