長岡生コンクリート
創発により紡ぎ出される
コンクリートソリューション

2024/09/04

各地の生コン工場がメーカーとなる人工カラー骨材 【ダイナコア】 詳細は9.11 JOISキックオフイベントで!

各地の生コン工場がメーカーとなる人工カラー骨材 【ダイナコア】 詳細は9.11 JOISキックオフイベントで!

ダイナコアの製造方法はJOISで公開されている。 全国各地の生コン工場がメーカー(生産拠点)となる人工カラー骨材の潜在性は無限大だ。



生コン屋さんがメーカーになる【ダイナコア】製造方法

 残コン女の子

本日は一部で話題沸騰の「ダイナコア」製造方法のご紹介でっす。

作るよ!  ダイナコア

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材料はこれだけ。 高炉スラグ微粉末、残コナ(スラッジを粉砕して粉にしたもの)、回収骨材、顔良、造粒材(re-con zero EVO)。いずれも、生コン工場ではお馴染みのなんの変哲もない原材料。

設備はこれだけ!

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傾胴式ミキサーと呼ばれる設備。つまり、生コン車などアジテータートラックでも製造できちゃうってこと。生コン屋さんが ダイナコアの生産に最も適した業態。

秒で完成 ダイナコア

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回転に従って原材料が団粒化し出来上がる ダイナコア。結合材が作用して石のようにカチコチに固まる人工カラー骨材。

排出した後のミキサー

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生コン屋さんにとっては気になる製造後の設備の様子はこんな感じ。原材料は生コン工場で普段から取り扱われる無機系ばかりなので水で普通に洗い流せる。

始まる ダイナコアを使用したコンクリート

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こちらは ダイナコアを骨材として配合して作ったコンクリートを削り出し(磨き出し)た表面。今後こうした使用方法がJOISを通じて広がっていく見通し。

一部生コン工場らで試験製造が進んでいる ダイナコアの詳細につきましてはみんなのラボ(R&Dセンター)JOISでご案内を予定しています。

まさ固さん

JOISはみんなで作るみんなのLab(R&Dセンター)

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JOISでできること

設備見学、工場見学は
随時受け付けております。

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お申込みください。

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技術開発プロジェクトへの
参加申し込みは

下記よりお申込みください。

nagaoka-rmc@yr.tnc.me.jp

JOISキックオフイベント 9.11

2.プログラム

1430:開会挨拶 船尾孝好(大阪兵庫生コンクリート工業組合)

1515迄:基調講演「再強コンクリートについて」

1650迄:フリーディスカッション 「JOISの運営方針」他 司会:森政伸(JIC)
(ラボ)
・今すぐ始められる低炭素コンクリートの実践(バルチップ)
・カーボンネガティブ混和材「残コナ」製造方法(白石建設/長岡生コン)
「目指せグッドデザイン賞グランプリ」人工カラー骨材「ダイナコア」(毛受建材/陽光物産)
(プロダクト)〜集まれシリーズ〜
・集まれ透水性コンクリート(関係先全てにお声がけしますがきてくれるかどうかは不明)/他 残コン造粒材/残コンブロック/先送りモルタル代替材/CLSM
(オフィス)
・SNSを利用した企業イメージアップ戦略(白石建設)
・グッドデザイン賞2025& WOC上海レポート(PUMP MAN、白石建設他)
・「ほぼ無人で動く?」 生コン工場運営ユニット「ミツア」(セイア/長岡生コン/JIC)
人材開発支援助成金(定額制訓練)活用について(仮)(マル・インシュランス)
(懇親会)
・公開収録「帰ってきた! 残コンさんいらっしゃい!!」


関西でキックオフを迎えるコンクリート関係者らによるサロンJOISはコンクリート実務家ら自らが作るみんなのラボ(R&Dセンター)でありオフィス。モットーは「秒で実装」。JOISキックオフ.pdf

残コンさん、まさ固さん。 オワコンの宮本さんですっ。 今日は ダイナコア製造方法のご紹介ご苦労様っ。
「コンクリートをもっと身近に」
いよいよ来週はJOISキックオフだね。 もう、40名くらいのエントリが確認されているから結構盛り上がりそうだっ。 さぁ、関西の「再強コンクリートに学べ」(JOISキックオフイベント)はまだまだ受け付けてますので先端コンクリートの実装に興味のある人はぜひぜひご参加お待ちしていますっ。
オワッコーン‼︎

 宮本

 残コン女の子

ぉ、おわ??。。 キックオフイベントではみなさんのご来場をお待ちしていますー。。
ぉわっこーン!

まさ固さん



作者・宮本充也

残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。

Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。

After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:採石業務管理者/2級FP技能士