2024/09/08
ナマコンバレー(静岡県伊豆の国市長岡925周辺)のCNツーリズムで体験できること
静岡県伊豆の国市長岡925周辺はナマコンバレーと名付けられ各種CN技術の体験や見学が可能となっている。メインナビゲーターはご存知オワコンの宮本さんが務めるCNツーリズムでは一体どんな体験ができるのか。
ナマコンバレーのCNツーリズムで体験できること
観光地伊豆半島をお訪ねするついでにコンクリートやカーボンニュートラルのお勉強もできるのですー。。
メインナビゲーターはオワコンの宮本さん
生コンポータル(株式会社 長岡生コンクリート)創業の契機となった巨大プロジェクト狩野川放水路(来年で60周年)を囲むようにしてカーボンニュートラルコンクリートに関する施設や実装現場が見学できるCNツーリズムのメインナビゲーターはご存知オワコンの宮本さん(写真)です。
オワコンの宮本さんへの電話はこちらへ:090-1729-9893 お気軽にお問い合わせください。
残コンステーション
こちら、薬剤(re-con zero evoやセルドロンなど)を用いずに生コンの副産物(残コン、残渣、汚水)を粒状化骨材に加工可能な残コンステーションもナマコンバレーに一基設置されている。
骨材製造ヤード
分級ヤードではトロンメルや振動ぶるいが運用されており、写真の細骨材(粒状化再生骨材)や粗骨材がストックされる。なお、原骨材(黒)に比べて白色を呈しているのは生成された軽質炭酸カルシウムの影響。
混和材(CCU)製造設備
なお、粒状化再生細骨材は微粒分を除去を兼ねてジョークラッシャーと集塵機を用いてCCU材・混和材の製造を行っている。
DACで豊富にCO2を固定したCCU材「残コナ」
主要成分が軽質炭酸カルシウムの微粒分は残コン由来で化学式は Ca(OH)2 + CO2 → CaCO3 。Max250kg/tのCO2を固定するとされているが、現在確認されている値としては159kg/tが「残コナ」のCO2固定量。
コンクリートサロンJOIS 9.11キックオフイベントのご案内
JOISキックオフイベント 9.11
2.プログラム
1430:開会挨拶 船尾孝好(大阪兵庫生コンクリート工業組合)
1515迄:基調講演「再強コンクリートについて」
1650迄:フリーディスカッション 「JOISの運営方針」他 司会:森政伸(JIC)
(ラボ)
・今すぐ始められる低炭素コンクリートの実践(バルチップ)
・カーボンネガティブ混和材「残コナ」製造方法(白石建設/長岡生コン)
・「目指せグッドデザイン賞グランプリ」人工カラー骨材「ダイナコア」(毛受建材/陽光物産)
(プロダクト)〜集まれシリーズ〜
・集まれ透水性コンクリート(関係先全てにお声がけしますがきてくれるかどうかは不明)/他 残コン造粒材/残コンブロック/先送りモルタル代替材/CLSM
(オフィス)
・SNSを利用した企業イメージアップ戦略(白石建設)
・グッドデザイン賞2025& WOC上海レポート(PUMP MAN、白石建設他)
・「ほぼ無人で動く?」 生コン工場運営ユニット「ミツア」(セイア/長岡生コン/JIC)
・人材開発支援助成金(定額制訓練)活用について(仮)(マル・インシュランス)
(懇親会)
・公開収録「帰ってきた! 残コンさんいらっしゃい!!」
関西でキックオフを迎えるコンクリート関係者らによるサロンJOISはコンクリート実務家ら自らが作るみんなのラボ(R&Dセンター)でありオフィス。モットーは「秒で実装」。JOISキックオフ.pdf
「コンクリートをもっと身近に」
Lumber_resort(ゲストハウス)も充実しているからきっと一般の方にもコンクリートを身近に感じていただけることを自負しています。一人でも多くの方にコンクリートの貢献を「伝える」ことでさらにお役に立ちたいねっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。