2023/08/07
「何よりも【人に優しい】がコンクリートの本分」(週刊生コン 2023/08/07)
週刊生コン(2023/08/07)で先週を振り返ればそれは「人に優しい」コンクリートと総括できる。人に優しい。無機質のコンクリートから人に届けられる思いやりについて。
人に優しいコンクリート
環境負荷ゼロの「オコシコン」開発
地球上のCO2排出シェア8%とも言われる「セメント」を用いずに透水性コンクリート「オコシコン」汎用化させることができれば地球規模の「人に優しい」貢献となる。
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#世界一有名な半島 伊豆の国市山下市長訪問
そんな「人に優しい」コンクリートで市内のインフラ整備をすることで人と人とが健全に行き来する美しい循環を約束し合う伊豆の国市市長との面談の様子。
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伝えるだけで「人に優しい」コンクリート
家周りの身近な段差やぬかるみ、害虫や水たまりを解消することができる「人に優しい」プロダクトがコンクリート「オワコン」だ。「伝える」だけで人に優しくなれるコンクリートの普及に努めた1週間。
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運ぶ車も「人に優しい」A-CAM
生コンクリートを運車は大型が多く一度事故が起きれば大事件となりがち。生コンポータルでは現在速報安全カメラシステム A-CAMの普及を通じて、「人に優しいコンクリート」の実践に努めている。
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アスファルトよりも20度以上冷たい
散水すれば20度以上もアスファルトより冷たくなる「オワコン」はまさにインクルーシブな「人に優しい」コンクリートの代名詞。
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人のためのコンクリート!体験イベント
人と人との交流を第一に据えた毎月第1土曜日1500の「オワコン」「オコシコン」体験イベントには必ず無料の懇親会がセットとなっている。
コンクリートから人への思いやり
「コンクリートをもっと身近に」
今日はこれから故・橋本政昭さんのお墓参りに伊豆半島の反対側伊東市を訪ねる予定さ。なんと気づいたことに自宅の目の前から目的地までバスが通ってるんだよね。なんか、因縁すら感じるね。忙しい毎日に、ふと自分の基礎、自分が今なぜこうして平和にしていられるか、についての思いやりが大切なのと同じように、いつも作っているコンクリートにも、そんな思いを込めることができたら、きっともっと僕たちコンクリートの貢献は広がるはずだねっ。
オワッコーン‼︎
今、自分たちが作ってる製品が一体どんなふうに人様のお役に立って喜んでもらえているか。いつも忘れずにものづくりに励みたいですね。
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。