2024/03/04
「寝ても覚めてもコンクリートのことばかり」(週刊生コン 2024/03/04)
寝ても覚めても平日も土日祝日もコンクリートざんまいな先週を振り返る週刊生コンではCLSM(イワモル、流動化処理土)やポーラスコンクリート(オワコン、オコシコン)そしてKADOKAWAから発刊も決まった今まさにノリに乗っている小澤辰矢のドットコンまでまさに盛りだくさんの1週間となった。
コンクリートざんまいの1週間
CLSMの出荷
埋め戻しもコンクリートのお仕事。アメリカではCLSM(Controled Low-Strength Material)としてきちんとコンクリート業界(ACI)がリードする技術分野として確立されている製品の提供される市場は「埋め戻し」「充填」。生コンポータルが運営する生コン工場(ICC)では日々そんなCLSMが出荷されている。
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鳥取県で「オワコン」始まってます
普通の生コンから製造できちゃう「オワコン」だから日本中どこでも手に入れることができる。
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だから鳥取県で「オワコン」体験会参加しました
「オワコン」(写真)や「オコシコン」の流通に欠かせないのが生コン工場の協力。 鳥取県生コンクリート工業組合青年部の皆さんのように積極的な姿勢があれば今の程度ではない「バズ」が巻き起こる。
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ドットコン体験イベントも!
このほど自伝を上梓された小澤辰矢さんが開発した「ドットコン」の施工体験イベントもこの1週間に起きた出来事。
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週1のコンクリート動画講座もやってます!
ちょっとした空き時間にはこうして解説動画の撮影を行いサマヒル奥川さんに編集してもらってYouTubeにUPしている。まさに、コンクリートざんまいな1週間でした。
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コンクリートざんまい「生コンキャンプ」
同時代にコンクリートを志す人々が各地で創発する技術開発「生コンキャンプ」は誰もが招かれ必要とされる安心な空間。
「コンクリートをもっと身近に」
はてさて、ようやっと今日もブログを3本書き終えたので工場に徒歩で向かいます。とにかく、ネットのみならず、現場・現物・現実を「伝える」情報発信を心がけてまいりますっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。