2024/09/02
カラフルでエコロジカルなコンクリートから人への贈り物(週刊生コン 2024/09/02)
コンクリートは灰色一択って誰が決めた? コンクリートが自然環境を破壊するって思い込み! 「コンクリートから人へ」の贈り物。エコで彩り鮮やかなコンクリートの1週間を振り返る。(週刊生コン 2024/09/02)
エコで彩り鮮やかなコンクリートの1週間
人工カラー骨材「ダイナコア」本格始動
ダイナコアは人工的に製造されるカラー骨材。全ては生コン工場で必ず手に入る材料や設備だけで作られます。
関連記事:こちら 【ダイナコア】 (生コン屋さんが作る人工カラー骨材)の製造も本格的に始動しています!
残コンから石粉(フィラー)
ダイナコアには従来天然の石灰石粉を採用していたが、残コン由来の微粒分「残コナ」を利用することで資源循環。
関連記事:「さらに身近になったカーボンネガティブ?!」 【残コナ】 手投入タイプの販売開始
自在にカラーリングかつカーボンネガティブ
そしてなんと、見た目がキャッチーであるのみならずカーボンネガティブがダイナコアの真骨頂。
関連記事:【岡山】おしゃれで可愛い 【ダイナコア】 ですが実は 【カーボンネガティブ】 です
コンクリートはカラフルが当たり前
【ナゲコン】見逃すな!色とりどりのコンクリートを知っているか?【アースカラー】
いよいよ来週水曜日に迫る! JOISキックオフ
色鮮やかなコンクリートをはじめ、各種先端技術の実装について議論されるJOISのキックオフイベントはいよいよ来週に迫っています。「しのごの語らず秒で実装」がキャッチフレーズ。とにかく、理論よりも実践を重んじるコンクリートサロンが正式にローンチします。
秒で実装! コンクリートサロンJOISでお会いしましょう
いかなる先端技術も「実装してナンボ」。だから、コンクリートサロンJOISでは何よりも実践を重んじた交流が活発に行われています。
「コンクリートをもっと身近に」
縁の下の力持ちってだけじゃない、カラフルでエコロジカルなコンクリートを当たり前にするのも「伝える」情報発信あってこそっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。