2025/02/13
#世界一有名な半島 #CNツーリズム #ナマコンバレー いよいよ具体的に始まるカーボンニュートラルでサーキュラーエコノミーなコンクリートの社会実装
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#世界一有名な半島 #ナマコンバレー #cnツーリズム 伊豆半島を舞台に老舗企業3社がタッグを組んだ。CNコンクリートの社会実装を具現化し世界にカーボンニュートラル・サーキュラーエコノミー先進地区としての先鞭をつける。
中間処理業/商社/残コンst コラボでCNコンクリート社会実装
本日はカーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーを具体化する伊豆半島で始まったコラボレーションについてご紹介しますー。。
木村土木/野村商店/生コンポータル
左・木村土木木村社長、中・野村商店野村社長、右・オワコンの宮本さん。ブリスで記念撮影。今回の会合の目的は伊豆半島でCNコンクリートの流通を本格的に推進すること。にしても、お二人とのご縁はオワコンの宮本さん駆け出しの頃にまで遡ることができる。当時はクソ生意気なガキだったかと反省しておりますが見捨てずお付き合いを続けてくださいましてありがとうございます。
木村土木(リサイクル業)
RC40と呼ばれる製品。こちらは建築や土木構造物の解体に伴って発生する廃コンクリート由来。全国的に販売がだぶついており価格も低迷している。一方、サーキュラーコンクリート、セルビック、CPコンクリート、CUCO、Te concrete など国内ではこうした廃コンクリートに含まれる水酸化カルシウムに二酸化炭素(CO2)を固定させCCU(Carbon Capture Utilization)材料として高度利用する検討が無数に展開されている。木村土木でも製造されている従来の廃コンクリートのみならずエリア内で発生する残コン(スラッジ)を由来としたRC40をCCU骨材として再定義して流通させる議論が交わされた。
残コンステーションのアップグレードへ
生コンポータル四半世紀を数える残コンステーションのノウハウはいわば生コン工場に実装されたものであり流通を考えた場合に規模的限界が見られる。一方、木村土木のようにもとよりリサイクルを本業としている中間処理業という業態であれば残コンstという機能は直ちに社会実装スケールに対応可能。また、野村商店は同エリアで骨材やセメント、生コンクリートを長年流通させてきた商社。役割分担を意識しつつ同エリアでのCNコンクリート社会実装を目的とした協働が始まった。
それぞれの得意分野を組み合わせることで無敵のチームの誕生だぜっ。
ランチは木村土木プレゼンツBlissのカレーライス
ミーティングの後に木村社長から奢ってもらったカレーライスは同社が経営するBlissの名物。現在ランチは営業していないが社長のお姉さまによると近々オープンを検討(悩んでいる)とのこと。ぜひ、営業していただきたいっ。
「コンクリートをもっと身近に」
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
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未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。