2024/08/15
何かとお騒がせ中 【ホソヤン】 と行く! ベトナムダナンのコンクリート視察レポート⑤ 「建設コンクリートグループDUFAGO訪問」
ベトナムダナン市2日目は盛りだくさんの内容で3本のblgでは紹介しきれない。 3本目こちらのブログではベトナムを代表するコンクリートグループDUFAGOが経営するDINGOの生コン工場を視察した。
ベトナムダナンの生コン工場視察
BetongグループDUFAGO訪問
ベトナム有数の生コングループDUFAGO訪問。日本でいうところの内山アドバンスとかそんな感じか。
ITと残コンとコンクリートについて
総生産量のおよそ10%が残コンとして戻ってくる。現時点では日本ほど深刻な問題とはなっていない(回収骨材はなんの管理も必要なくそのまま骨材ストックに入れることができる。むしろ、V骨材よりも物がいい、というのが説明だった)が、カーボンニュートラルなども相まって近い将来必ず注目されるであろうこと、また、それに備えて連携を今のうちからしておくことなどが議論された。
DINGO(生コン会社)視察
アジアの生コン工場って感じだ。
やっぱベトナム! チラー完備
こちら、練り水を冷たくするチラー。全てを冷やすのではなく顧客からの要望に応じて利用されるそうだ。
骨材ストックや荷上げ設備
まあ、およそ万国共通でバッチングプラントは似たような構造となっている。しかし、日本よりも規格は自由度が高いように感じた。
世界のコンクリートに繋がろうJOIS
JOISでの交流はもちろんグローバルに広がる。
「コンクリートをもっと身近に」
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。