2023/12/16
運営会社 長岡生コンクリート と 伊豆中央コンクリート(ICC)のご紹介
生コンポータルを運営している長岡生コンクリートと経営参画するICCの紹介。
生コンポータルとICCのご紹介
生コンクリート製造・販売
現在生コンポータルはICC(伊豆中央コンクリート.LLP)に経営参画することで生コンクリートの製造・販売を行っている。
残コンst運営
なお、ICCらの特徴としては「残コンst」と名付けられた処理方法で副産物である残コン(または残渣、汚水)の100%リサイクルを実現している。
残コンstの運用方法は動画で開示されている。
各種CCUの製造
残コンや残渣、汚水を残コンstで処理すると得られる原石には豊富に水酸化カルシウムが含まれている。
残コンstで製造された原石を分級して得られた細骨材(写真)。なお、ライフサイクルの過程で二酸化炭素を固定し炭酸カルシウムに変化することでCCU材料として付加価値を生み出している。
非JISコンクリートの製造「オワコン」
CCU(骨材や微粉末)を用いて製造された造粒ポーラスコンクリート「オワコン」。
非JISコンクリートの製造「CLSM」(イワモル、残渣式流動化処理土)
CLSM (Controlled Low-Strength Material) は制御型低強度材料と訳され, 北米で普及しているスラリー状の埋戻し材であるが, 現在まで日本での使用実績はほとんどない。使用材料は細骨材, セメント, フライアッシュ, 水, 混和剤が用いられる。(引用:J-STAGE)
ICCでは「日本での使用実績はほとんどない」とされているCLSMを「イワモル」(または防草用コンクリートとしては「まさ固」)として製造・出荷を行なっている。
地産地消の資源循環で脱炭素を世界標準に
ポーラスコンクリート「オコシコン」製造
こちらは、我が国では40年の歴史を数えるポーラスコンクリート(当社ブランド「オコシコン」)も非JISコンクリートとしてCCUなど配合なども許容し製造・出荷されている。このほか、先送りモルタルや捨てコンや土間コン、均しコンなど構造としての性能を要求されない分野にCCUを用いた各種非JISコンクリートの製造・出荷を行なっている。
「コンクリートをもっと身近に」
なお、当社「長岡生コン」ってググるとおすすめワードに「宮本」とか「オワコン」とか「ドライテック」といった表示に紛れて「反社」ってリコメンドされてるんだけどなんでだろ汗。 声を大にして言いたいです。宮本さんは地元ではちょっと酒癖がサイテーくらいのおしゃれ地方名士で通ってるからそこんところよろしくちゃんですっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。