長岡生コンクリート
創発により紡ぎ出される
コンクリートソリューション

2023/07/29

「遊びと仕事の境界を曖昧にする生コンキャンプ in 伊豆の国市」

「遊びと仕事の境界を曖昧にする生コンキャンプ in 伊豆の国市」

生コンキャンプはコンクリートを共通項とする人々の交流を促すプラットフォーム。昨日は「イワモル」「オワコン」で協業する横浜国立大学細田暁先生他が当社を訪ね楽しく学び、飲み、語らった。



生コンキャンプ with 細田暁先生

 残コン女の子

今日はベトナム・シンガポール帰りの細田暁先生(横浜国立大学教授)のお声がけで開催された技術交流(イワモル、オワコン勉強会)の模様をご紹介しますー。生コンポータルでは「生コンキャンプ」と称して、大学やゼネコン、生コンなど技術者らとの交流を積極的に図っていまっす。

イワモル試験練り祭り

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何事もご自身で触って納得しなければ先に進まない姿勢は細田流。

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Made by Akira イワモル。

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今回の試験練りの目的は各種粒状化材料(長岡、渋谷)やバッチャー、ラボなどにおけるイワモルの性状・強度の違いについて把握すること。

イワモル実機での試験練り

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生コンキャンプの醍醐味は「実機ですぐに試せる」こと。試験練りの準備だけに何日もかかる大学の研究所などと違って、「すぐやる、今やる、直ちにやる」が生コンキャンプ流。

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テーブルテストの品質とどのように違うのかを全員の目に晒す。議論する。

試験結果を眺めながらああでもないこうでもない語らうなんてまさにキャンプだなっ。

 残コン姐さん

オワコン実装現場巡り

 残コン女の子

生コンキャンプでは試験練りや、残コンst見学、さらには地元実装現場の視察や狩野川資料館見学、懇親会なども行いますー。

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先般日本経済新聞でも取り上げられた1000m2超の「オワコン」現場視察。

関連記事:「造粒剤を加えて生コンを粒状化するのは、CO2のさらなる固定を目指すためだ」日経クロステック

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「左手(アスファルト)熱くて5秒と触っていられませんっ。右手はひんやり心地よいです」とは白石建設齋藤さんの感想。

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オワコンの実装が進む国土交通省発注の現場視察。

狩野川資料館見学

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地元を守る土木インフラ「狩野川放水路」と台風の歴史について学ぶ。これも、生コンキャンプ in 伊豆の国市の目玉になりつつある。

キラーコンテンツLumberで懇親会

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kr-Quarry(ヘッドオフィス)に併設されてあるカフェLumberでは映えまくりの焚き火を囲んだ懇親会でもてなされる。

これでゲストとはズブズブの関係構築達成ってやつだなっ。各位には多方面で融通・便宜を効かせてもらえるなんてサイコーだぜっ(※キャラクター演出上の表現です)

 残コン姐さん

一人でも多くのゲストをお待ちしてます

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Lumber名物ハンバーガー。

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本当はおにぎりを食べて集合場所に現れる予定だった白石建設齋藤さん。日帰りで夕方戻られるゲストにはランチミーティングでおもてなし。

残コンさん、残コン姐さん。今日は横浜国立大学細田暁教授が来社するにあたって開催された生コンキャンプ in 伊豆の国市のご紹介ご苦労様でございますっ。やっぱり、本や画面で得られる情報と違って、リアルは1000倍の情報量だよねっ。スッゲー刺激になったし、学びも深かったよっ。
「コンクリートをもっと身近に」
そんでもって今朝は沼津港に漁師飯(価格がバグってる「丸勘(まるかん)」)を食べに行って満腹です。あと、もう1本blg書かなくちゃ汗。みんなと交流するのって本当にたまらなく互いにとって学びとなります。心から皆さんのご来訪をイメキャラ・職員一同心待ちにしておりやすっ。
オワッコーン‼︎

 宮本

 残コン女の子

ぉ、おわ?
生コンキャンプのモットーは「遊びと仕事の境界を曖昧にする」一人でも多くの人にお越しいただきありのままの姿で楽しんで行ってもらえればと存じますー。
残コン‼︎ オワッコーン‼︎

 残コン姐さん



作者・宮本充也

残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。

Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。

After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:採石業務管理者/2級FP技能士