2024/12/24
「余った生コンそのまま再販?!」 きちんと管理してJISマーク消した生コンその名は【サンコン】爆誕(月刊残コン Vol.89)
「余った生コンそのまま再販」と聞いたら監督官庁が真っ青になってしまいそうだがJOISにとっては朝飯前。「サンコン」(3度目でも使える残コン)と名付けられた生コンは余った生コンをそのままに、しかしきちんと管理してJISマークを消去して、次の現場に届けられます、他。詳細はJOIS技術交流会で!
余った生コンの取り扱いなら 【JOIS】 Japan Out-Industrial Standard
本日は「サンコン」と名付けられたJIS外生コン他のご紹介でっす。
余った生コン管理して再販売「サンコン」爆誕
不正使用などがクローズアップされているためタブー視されているが、JISマークを消去しきちんと管理して顧客に説明し納得してもらえさえすれば、全く問題ないよね。
関連記事: 【爆誕】余った生コン(残コン)を次の現場に利用するタブーに敢えて切り込みます【サンコン】
出張JOIS始まってます!
そんな規格外コンクリート最前線は出張JOISで各地でお伝えしています。
関連記事: ベンチスケールの実験なら規格外コンクリート 【オワコン】 にお任せ!(Mapecube 60W)
MAPEIの輸入代行始めました
残コンについて16年目の協業を数えるMAPEIの製品輸入代行を正式に始めることになりました。
関連記事: 生コンポータル(株式会社 長岡生コンクリート)はMAPEI製品の日本国内輸入代行を行うパートナー企業です
JOIS技術交流会は新年1月31日(金)
とにかく、詳しくは技術交流会で。
関連記事: 【JOIS技術交流会】なんとランチにはジビエが振る舞われるんだって!「多様性とコンクリート産業」
AIと残コンが望む未来
こちらは生コンのみならず副産物や廃棄物をAIなど現代の技術を駆使して組み合わせるだけでたらしい流通が生まれそうだという可能性について示唆したブログ。
関連記事:副産物・廃棄物を造粒固化(高度利用)した「オワコン」をAIが需要と繋げる未来
「余った生コンそのまま再販」文句あるやついる? いねえよなあ? というわけで、サンコン(大阪兵庫船尾)さんを中心にこのプロジェクトも始まるぜっ。
オープンプラットフォームJOISで共有しよう
みんなで作るみんなのラボ&オフィスJOIS(Japan OUT-INDUSTRIAL Standard)
「コンクリートをもっと身近に」
現場で生まれたアイディアや価値をそのままにせずJOISで共有してもっともっといい産業にしていこうっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。