2024/04/17
スマホに入れときゃとっても安心 【JOIS】 はコンクリートのオンラインサロン
いよいよ受付が開始されたコンクリートアプリ/サロンJOIS。本日岡山ではJOISキックオフミーティングなるものが開催され今後の方向性が大いに議論される予定だ。
コンクリートアプリ/サロンJOIS受付スタート!
コンクリートサロンJOIS
いかにインターネットの時代とはいえコンクリート関連事業者や個人にA4手渡しで案内できる資料は必要だというということで急拵えされたJOIS案内。
申し込み開始
いよいよ申し込みが開始されたJOISには続々と問い合わせが寄せられている。月額1,980円サブスクのアプリということができます。https://form.run/@administer-g1SvpDTihnoy750jr0MR
質問し放題?! 業界の有名人・知識人らとの交流
創発型技術開発「生コンキャンプ」ではCUCO、RRCS、HAYN隊、ZENNAMAや各種学会などとの交流を通したコンクリート実務家らとの交流はそのままJOISに還流される。サロンを通じて業界構造に妨げられることなくお目当ての頭脳に直接触れることができるのもJOISの魅力。
残コン(資源循環/脱炭素)
CCU骨材
残コンを粒状化させて分級しているところ。
元々残コンには豊富に水酸化カルシウムが含まれていることもあり人為的にまたはDACsでCO2を固定化させることでCCU骨材(写真は細骨材)とすることができる。
CCU混和材
なお、tあたり200kg超のCO2を吸収固定が期待されるCCU混和材も残コンから生成されるスラッジケーキが由来となっている。JOISではこうした副産物主に残コンを起源とする骨材や混和材についての実装も進みやすい。
各種「売れる」非JISコンクリート
オワコン(造粒ポーラスコンクリート)
生コン工場視点で考えれば砂・砂利のように山積みにしてそのまま帰って来れる(場合がある)ことからも効率のいい非JISコンクリート「オワコン」(造粒ポーラスコンクリート)であることがわかる。
市場サイドとしては残地や里道、または単純に空き地の雑草やぬかるみを防除するソリューションとして普及が加速度的に進んでいる。なお、こうした用途は土木でも建築でもないことからCCU実装など配合の自由度も高いことが特徴。
オコシコン他(ポーラスコンクリート)
我が国では40年以上の歴史(パイオニアは「パーミアコン」)を数えるポーラスコンクリートの製造・販売についても円滑に導入可能。
イワモル(CLSM)
イワモルの配合:製造工場向け
イワモル配合 | BFS | W | RG S | AD | air | 合計 | |
容量 | ℓ | 17 | 250 | 733 | - | - | 1000 |
質量 | kg | 50 | 250 | 1488 | - | - | 1788 |
残コンやSCMsなどをふんだんに配合したエコで安価なCLSMイワモルの実装サポートも受けられる。
生コンクリート(非JIS)
ヌテコンの配合:製造業者向け
w/b 45.4% 上澄水 | s/a 44% | 1.2% | |||||||
ヌテコン配合 | BB | BFS | W | RG S | RG G | AD | air | 合計 | |
容量 | ℓ | 51 | 81 | 176 | 285 | 362 | - | 45 | 1000 |
質量 | kg | 155 | 233 | 176 | 581 | 840 | 4.66 | - | 1985 |
無論、通常の生コンクリートにSCMsや残コン由来の骨材・混和材料(CCU)の導入も。
みんなでJOISで成長しよう
あのセメント新聞でも特集が組まれた「テッペン、獲ろうか。」でお馴染みの小澤辰矢さんももちろんJOISで交流することができる。産官学あらゆる属性の方々が垣根なく交流できる誰もが招かれ安心できる場所を目指す。
「コンクリートをもっと身近に」
そんなわけでですね、宮本さん、今日は岡山のバルチップ代理店会に参加しているわけですけれども、久しぶりにお会いした方々にきちっとご挨拶近況報告を済ませたらJOISキックオフミーティングに移動したいと思います。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。