2024/05/15
生コンキャンプはオンラインサロン 【JOIS】 のリアル交流バージョンです
山形県山形市からはるばる生コンポータルを訪れたのは山形唯一のアウト工場として鳴らすみつわ生コン赤塚社長と岡崎取締役。用向きは残コンの完全地産地消。残コン問題は他でもない生コン工場の問題だが、近い将来圧倒的なチャンスとして変貌を遂げることが予期されている。
生コンキャンプで体験できること みつわ生コン
生コンポータルではこうしたコンクリート実務者らとの交流を「生コンキャンプ」として日頃から展開していますー。。
みつわ生コンさん残コン地産地消視察
昨日(2024/05/14)みつわ生コンの赤塚社長と岡崎取締役は残コンの高度利用に関する視察に生コンポータルを訪れた。写真は残コン骨材100%・結合材BFS100%で製造された造粒ポーラスコンクリートの上で赤塚社長記念撮影。
残コンst(造粒)見学
こちらは現場から戻ってきた残コン(汚泥他)を一時貯留し造粒するための施設残コンst。
ヤード(分級)
こちらのヤードでは造粒された残コンを分級し細骨材(写真)・粗骨材・微粉末(混和材料)を得ている。
白く見えるのは全て気中二酸化炭素と反応して生成された軽質炭酸カルシウムの証。
残コン造粒化骨材はきちんと分級することで安定した品質のコンクリートを得ることができる。
残コン骨材実装現場視察
尚、生コンキャンプでは残コンの高度利用の現場視察のみならず、実際に実装された現場の視察プログラムに含まれている。
①サカナヤステイ
こちらサカナヤステイ外構駐車場には、結合材に高炉スラグ微粉末を100%採用し、骨材は全て残コン粒状化骨材を用いたコンクリート(ジオポリマー)が実装されてある。
②川の駅 伊豆城山
先日伊豆の国市長や関係者らとの記念撮影でも話題となったストラーダビアンケにも残コン骨材が100%利用されています。
生コンポータルのオフィスで技術説明
ご丁寧に先祖代々のお墓(江戸時代までこちらでは遡れます)にお参りくださいました。こちらは生コンポータルのヘッドクオーターの敷地内に設置されてあります。
ミツワ生コン赤塚社長 岡崎取締役工場長が残コン利用の最先端を見学にと来社
残コンst→ヤード→さかなや→かわまち→krをご案内
出口の確保にご苦労されているようです。まずは分級から取り掛かるとのことでした!くれぐれもむみつやさんに宜しくお願いしますとのことです!
(共有:いけがみまこと)
みんなも生コンポータル(JOIS)にジョイン!
尚、生コンポータルでは常にこうした交流を「生コンキャンプ」として展開しています。どなた様もコンクリートに携わる方であればいつでも大歓迎。
「コンクリートをもっと身近に」
今は当時GNNに寄せていた思いを「生コンキャンプ」や「JOIS」に寄せて今もコンクリート実務家のさらに高度な交わりは続いています。その価値を埋もれさせることなくきちんと「伝える」発信して僕たちの貢献を広げていきましょうっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。