2024/12/26
【岡山】 社長の思いつきひらめきで突然実施された出張JOISは 2x3コン に Mapecube 60W 試してみました
出張JOIS! 47都道府県全国多発で行われているMAPEI の Mapecube 60W 比較試験今回は岡山県。フレッシュ性状はやっぱり改善されるみたい。
出張JOIS! in 岡山・白石建設
本日は出張JOIS! in 岡山・白石建設で行われた Mapecube 60W 比較試験の模様をお伝えしますー。。
全国多発中! 出張JOISのMapecube 60W 試験練り
こちら、岡山県の白石建設さんで行われるMapecube 60W 100mlは一輪車一杯(およそ30ℓ)に投入・撹拌されるもの。
まずはプレーンコンクリート
スランプ19.5cmは同社の規格外コンクリート(CNコンクリート)2x3コンで比較試験を行います。2x3コンは普通ポルトランドセメントを極限まで減じて骨材を全て回収骨材に置き換え、練り水はスラッジ水としています。
スランプ伸びた!
左手がMapecube 60W を投入・撹拌した2x3コンは同じロットから得られたサンプルで行われたスランプ試験。ご覧の通り、スランプが伸びている。
30分静置では?
もう、見た目で丸わかりだよね? mapecube 60W のスランプ保持性能はこれまでの結果もそうだが群を抜いている。日工によればバルクタンクから直接バッチャープラントにポンプアップする設備もあるということなので当面はJISマークを外した製造・出荷となる見通し(そもそも2x3コンは規格外コンクリート)だが、今後の通常出荷に期待が集まる。
バルクタンクでの輸入始まります
事業パートナー日工の岡本職員によればバルクタンク(写真)から直接バッチャープラント(生コン工場)にポンプアップして計量できる設備は普通にあるという。ノベルティで配れるくらいに安価な設備だという。
ご覧の通り、フレッシュ性状の改善のみならず強度増進もこれまで記録されています。47都道府県をコンプリートした後のコンクリート産業の変貌に期待が集まります。
出張JOIS!まだまだ行くよ!
コンクリート実務家・研究者らが交流するオープンプラットフォームJOIS(Japan Out-Industrial Standard)は「みんなで作るみんなのラボ&オフィス」をモットーに各地でコンクリート最前線の研究・開発・実装が生まれています。
舞台は全国の生コン工場
イベントカレンダー
「コンクリートをもっと身近に」
僕も含めて何ヶ月も先の予定をスケジュールしたりする人いるけど、もしその時にそんな気分じゃなかったらどうすんのって話だよねっ。 今後は僕もあまり先の予定は入れずに気分とノリだけで生きていこうと思いますっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。