長岡生コンクリート
創発により紡ぎ出される
コンクリートソリューション

2024/09/18

「バックオフィスのシェア! 組織運営のサポート」みんなで作るみんなのラボ&オフィス【JOIS】キックオフ ③

「バックオフィスのシェア! 組織運営のサポート」みんなで作るみんなのラボ&オフィス【JOIS】キックオフ ③

JOISレポート第3弾は「バックオフィスのシェア!」ということで、三人寄れば文殊の知恵よろしく一人・単独でウジウジと悩んでいないでバックオフィス(組織運営のサポート:財務、会計、労務、購買、販売、経理、法務、etc)をみんなでシェアしようよ、について深い議論が買わされました。



JOISキックオフレポート③

 残コン女の子

本日はJOISキックオフレポート第3弾といたしまして「バックオフィスのシェア!」についてご紹介したいとおもいまっす。

生コン工場運営ユニット「ミツア」(JIC/セイア/長岡生コン)

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左から、JIC森先生、オワコンの宮本さん、セイアの野中さん。この度、「工場を建てないセイア」「みんなの第2試験室」「みんなの出荷室」などなどのキャッチフレーズをもとに結成されたプロジェクト、生コン工場運営ユニット「ミツア」についてご紹介。

需要の偏在に柔軟に対応

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運営ユニット(各工場から出向、転籍など生コン技術者らによって組織されたタスクフォース)が需要の偏在に柔軟に、つまり「リモートの活用を前提に、需要のある時にその近くの工場に運営ユニットが足を運んで、その時だけ操業」というスタイル。例えるならば、「元々各地にある生コン工場を利用したウップス」となるだろうか。

プラントメーカーも技術協力

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なお、すでに技術的にはリモートでの生コン工場操作は可能となっており、参加されていた日工社などプラントメーカーも本プロジェクトには積極参加が見込まれている。写真は日工岡本さん。

全国20ヵ所! セイアとコラボレーション

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本プロジェクトは複数の生コン工場らが「いいとこ取り」で統合した運営ユニットと言い換えることができる。 参画する生コン工場が増えれば増えるだけ人員や運営フローの最適化が進み余剰となった人員はさらに付加価値の高い領域、例えばセイアが全国20ヵ所に展開する現地プラントでは常態的に人員不足が問題となっており、そうした領域に人員がアサインされることで運営の合理化はもちろん、人員個人にとってもさまざまな局面におけるコンクリート工場の運営ノウハウを蓄積することができる。

静岡県東部・伊豆地域から実験が始まる

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なお、来年度を目処に静岡県東部・伊豆地域ではJIC森先生やセイア野中さんと連携しながら実験的に運営ユニットが始まる見通し。この取り組みが需要のない地域で少子高齢化に耐えながら必死に操業している生コン工場の救いとなるばかりでなく、コンクリート産業全体の最適化ひいては産業に従事する方々の幸福度の向上に資するのであれば、というような話を議論しました。

関連記事:「月産500m3も5,000m3もかかる人員・設備は一緒」「ほぼ無人で動く?」 生コン工場運営ユニット 【ミツア】 (セイア/長岡生コン/JIC)

 

10人雇用の企業なら70万円(マル・インシュランス)

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Eラーニングなど社内研修の外注化の進展に伴い厚生労働省が用意した総額4000億円の助成金についてマル・インシュランス加藤さんからご紹介。自社リソース、例えば一線で活躍している営業スタッフが新人の研修のために時間を奪われるような無駄を省くために研修のシェアリングを推進するための助成金。 多岐にわたる研修コンテンツを導入する企業にはその実費の助成のみならず、追加で年間700,000円ほどのサポートが用意されているという(雇用者10名程度の事業所)。定額制研修案内資料.pdf

中小企業であることが大半の生コン工場こそ手が回りにくいラボやオフィスをシェアする取り組みには潜在性が多く眠っているようです。 「みんなで作るみんなのラボ&オフィス」 JOISでは引き続きそんな可能性を御仲間の皆さんとワイワイ探っていく見通しです。

まさ固さん

パート④はいよいよ「残コンさん、いらっしゃい!」

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「みんなで作るみんなのラボ&オフィス」

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いよいよパート④からは懇親会に突入。 公開収録「残コンさん、いらっしゃい!」ではメインパーソナリティの大阪兵庫のサンコンさんの軽妙なトーク回しが炸裂します。

残コンさん、まさ固さん。 オワコンの宮本さんですっ。 この度は3回にわたってJOISキックオフイベントの中身をご紹介ご苦労様っ。ずいぶん盛りだくさんだったね汗。
「コンクリートをもっと身近に」
業界内部で取り交わされる議論をきちんと一般の方に伝わる形で発信していく。それも僕たち業界の大切な責務の一つでありますっ。
オワッコーン‼︎

 宮本

 残コン女の子

ぉ、おわ??。。 次回はいよいよ「残コンさん、いらっしゃ〜い!」のご紹介となりまっす。
ぉわっこーン!

まさ固さん



作者・宮本充也

残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。

Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。

After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士