2024/07/28
「おめでとう! NETIS登録!!」 泥土・残コン短期改質材【バサRaミクス】(TH-240004-A)
関東一円を大暴れ! 老舗の生コン工場 渋谷建材の大曽根勇太さんが開発したバサRaミクスがこの度めでたくNETIS・RRCS同時登録を成し遂げた。広がる残コンアップサイクルのご紹介。
おめでとう バサRaミクス NETIS・RRCS 同時登録!
要は、粉で残コンをぱらぱらにして、その表面積を利用して上澄水散水養生(飽和水酸化カルシウムの塩田効果によるCO2固定)すれば生コン工場がカーボンニュートラル社会の主役になりますー。。
泥土に含んだ水を急速に吸収するパウダーを混ぜて、早期に固化させて運搬できるできる改質材
●RRCSオンサイト情報シート_登録用紙 有限会社渋谷建材 バサRaミクス.pdf
おめでとう、バサRaミクスNETIS登録。
生コン・残コンソリューション技術研究会(RRCS)にも登録!
なお、バサRaミクスは元々廃棄物をそのまま改質材として利用しているものであるためコスパ無敵。https://rrcs-association.or.jp/_userdata/94_RRCS.pdf
お客様の声 by おおそねゆうた
バサRaミクスを残コンで使ってる工場の感想
①
添加後、すぐに粒状化できるので時間短縮が図れる。
②
重機粉砕と比較すると大きなガラが発生しないため、クラッシャーを使わない。そのため機械損料が大幅に低減できた。
③
従来の重機による粉砕作業では、週末の残コンは、担当が翌日に休日出勤して作業していたが、その必要がない。
④
バサRaミクスで粒状化した骨材をそのままリサイクルできる。
セルドロンの背中を追いかけろ!バサRaミクス
ぐちゃぐちゃだった沼みたいな泥土にバサRaミクス投入。
まるで先行商品「セルドロン」を彷彿とさせる改質性能。セルドロンは「わざわざ製造している」に対して「バサRaミクス」は廃棄物を転用していることからコスパはセルドロンを上回る見込みだ。
関連記事:「あのセルドロンに挑戦状を叩きつける? 《バサRaミクス》の登場で盛り上がる粒状骨材JIS化への道」渋谷建材
バサRaミクスに追いつけ追い越せ!【残コナ】
なお「残コン由来の微粉末」をそのまま残コン改質材として適用した「残コナ」も同じく廃棄物をそのまま利用して、しかも気中CO2を固定(DAC)していることからもカーボンニュートラルを謳いながらNETISや RRCSへの登録を見込んでいる。「残コン」も「CO2」も関連しているため、RRCSでの登録は間違いなさそうだ。
関連記事:「残コン処理に造粒材(薬)は要らない」 戻りコン・残コン処理材【リリコン】横川セメント明言
「粉、集まれ!」 要は【残コン】粉でパラパラ
なお、粉(表面積広大)であれば基本「残コン」は写真のようにぱらぱらにすることができる。またさらに、そのぱらぱらになった残コンの表面積を活用して「塩田効果」と名付けられた上澄水(飽和水酸化カルシウム溶液)を散水乾湿繰り返しによる炭酸カルシウムの析出方法を適用することで、生コン工場におけるカーボンニュートラルの取り組みも始まっている。
関連記事:生コン工場にほぼ必ずあるもの(残コン、上澄水、残コンブロック)を高度利用した残コンCNシステム
オンラインR&DプラットフォームJOIS
なお、開発元の渋谷建材はオンラインR&DプラットフォームJOISで共に協業するコンクリート実務家。JOISでは有志らの交流のアウトプットとしてバサRaミクスをはじめとした新たなテクノロジーやプロダクトが日々量産されている。
「コンクリートをもっと身近に」
残コン改質材なんかわざわざ手間暇かけて作るとか高い金払って買うとかじゃなくてその辺のゴミ(粉)を高度利用すりゃいいっていう非常にわかりやすい事例でした。生コン屋の皆さん!高くて埃まみれになる改質材なんか買っちゃダメです!騙されないで!! そんな事実も「伝える」「伝わる」「知ってもらう」ことで広がることで多くの人を笑顔にできるんだっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。