長岡生コンクリート
創発により紡ぎ出される
コンクリートソリューション

2024/11/23

「現場 or 事務所」 から 「現場 and 事務所」 に発想を変えることで明るくなる建設・コンクリート(森組訪問)

「現場 or 事務所」 から 「現場 and 事務所」 に発想を変えることで明るくなる建設・コンクリート(森組訪問)

JOIS鹿児島ツアー2日目は垂水市の地場ゼネコン森組で活躍する建設ディレクター「よこぴ」訪問。女性がリードする建設・コンクリート産業。 スタッフ部門の役割を現場(ライン)から分離することで人がもっと現場で輝けるように。さらには、運営ユニット「ミツア」やコンクリートディレクター構想について。



森組の建設ディレクター「よこぴ」訪問(JOIS)

 残コン女の子

コンにちは、残コンさんです。。
本日は、鹿児島県垂水市の森組さんでご活躍されている女性建設ディレクター「よこぴ」さんを訪問したのでそのご紹介でっす。

JOIS 森組(垂水市)訪問

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森組マスコットキャラクターと記念撮影。森組は建設業にあって情報発信に積極的であり建設ディレクター「よこぴ」はその中心的な役割を果たしており、コンクリートディレクター構想の参考としてこのほどJOISでは森社長とよこぴにインタビューに伺った。

建設ディレクター「よこぴ」インタビュー

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森社長(左)とよこぴ(右)に建設ディレクターの業務内容や導入してどのように組織の文化や雰囲気が変化したかのインタビューはとどまることを知らない。詳しい内容はJOISのInstagramで公開予定。

建設ディレクターとは?


建設ディレクターの主な仕事は現場事務所にて書類作成、管理の補助です。 現場担当者の業務は現場50%、書類50%といわれています。 工事のスケジュール管理や品質管理、安全管理等日々たくさんの業務を抱える現場担当者の負担を少しでも減らせるように業務の補佐を行います。

コンクリートディレクター構想

なお、JOISでは建設ディレクターのあり方を参考にコンクリートディレクター(仮)構想が始まっている。とりわけ地方など人工流出や限界集落問題に苦しむ地域に操業する生コン工場に運営ユニット「ミツア」がリモートでバックオフィス(製造・出荷・品質管理・組合対応その他実務)を提供しようとするもの。そのオペレーションに必要な要件を備えた人材をコンクリートディレクターとして育成しようとする試み。JOIS(Japan Out-Industrial Standard)が認定する「コンクリートディレクター」という構想

ご当地プリンス 木田正隆登場

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コンクリートディレクターと聞いて黙っちゃいられないのはご当地のプリンス木田正隆社長(木田組生コン)。飛び入り参加の木田さん、JOISメンバーの中で誰よりもたくさん質問していらっしゃいました。

スタッフ機能を共有する

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生コン工場運営の中でも特にノウハウに関わる領域(バックオフィスやR&Dなど)は自前で抱え込むのではなく、JOISのようなプラットフォームやリモートで参画するコンクリートディレクターら運営ユニットに委ねることで現地(生コンプラントや現場)は書類作成など間接作業から解放され現場に集中することができるはず。 よこぴは森組の中で現場監督(現場で直接陣頭指揮を振るう)方々のスタッフ部門として経験を積み貢献している。

「残コンさんおじゃったもんせー!」 in 森組

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場が和んだところで恒例「残コンさんいらっしゃい」の収録。今回で第6回を数えるこちらは月2回程度のペースで各地のコンクリート実務者らとの交流を伝えている。https://m.youtube.com/@JOIS-japan/videos

女性がリードする建設コンクリート

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今回の交流を通して白石建設オカモン(右)は改めて女性がリードするコンクリート産業という野望に向けて進むことを決意したようだ。全国47都道府県100工場を踏破します、と意気込むオカモンにとってよこぴ(左)の活躍は相当刺激になったようだ。

この度はお忙しいところJOISの突撃インタビューを気持ちよくお受けくださいましてありがとうございました。JOISでは「みんなで作るみんなのコンクリートラボ&オフィス」として随時主体的に活動が生まれています。

まさ固さん

バックオフィスやラボはみんなで作ろう!

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JOISでできること

設備見学、工場見学は
随時受け付けております。

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nagaoka-rmc@yr.tnc.me.jp

今回のようにJOISでは日頃から建設・コンクリート実務に携わる方々との交流を通して規格外コンクリートの研究・開発・実装などのアウトプットを生み出しています。

残コンさん、まさ固さん。 オワコンの宮本さんですっ。 今日は建設ディレクター「よこぴ」さん訪問のご紹介ご苦労様っ。
「コンクリートをもっと身近に」
いまいちその貢献が適切に伝わっていない建設・コンクリートだからこそ「よこぴ」さんのように女性が能動的に発信することって大切だよねっ。素晴らしい機会となりました。
オワッコーン‼︎

 宮本

 残コン女の子

ぉ、おわ??。。 現場or事務所ではなく、現場and事務所の発想を持つことでもっともっと建設・コンクリートは明るくなるはずでっす。
ぉわっこーン!

まさ固さん



作者・宮本充也

残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。

Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。

After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士