2023/07/02
「仕切り直し! RRCS主催の【残コンst】視察・懇親会の中身について」
台風のど直撃で延期となっていたRRCS主催の残コンst視察・懇親会の中身について、開催まであと10日となったためGNNを盛り上げたようにRRCSも盛り上げようと頑張りました。どんな体験ができるのか?
残コンst視察・懇親会(2023/07/12)次第
CPコンクリート試験施工の現場説明
日経クロステックでも大々的に取り上げられていたCPコンクリートの現場視察が行われる。
関連記事:「造粒剤を加えて生コンを粒状化するのは、CO2のさらなる固定を目指すためだ」日経クロステック
現在同現場は町おこしの拠点として大活躍をしている(写真は本日2023/07/02まで開催されている地元あやめまつり)。人知れず人々の足元を支え地球環境に貢献しているCPコンクリートはもっと知られる必要がある。
残コンst① 粒状化処理工場
改質作業の様子が案内される。なお、現在ではプロセスが最適化され造粒材(Re-con zeroやセルドロン)を用いずに同様の粒状化が可能となっておりコスト圧縮が実現した。
残コンst② 分級処理現場
粒状化再生骨材(原石)を分級することで、粗骨材・細骨材を得る。
上澄水散水養生によるCO2固定
なお、同時に長岡生コンクリート(RRCS加盟)らで取り組まれている上澄水散水養生によるCO2固定技術についてもお披露目予定。
1トンあたりの粒状化再生骨材におよそ30kgのCO2を固定することで吸水率や密度が改善されることがわかっている。なお、本技術の萌芽期白石建設武南さんからの本提案はCPコンソーシアムの議題に挙げられることもなく「コンクリじゃない」ことを理由に安藤間の白岩さんの一存で却下された経緯がある。
カフェ併設のオープンオフィスで質疑応答
カフェ(Lumber)が併設されているオープンオフィス(Quarry)を会場として技術や工程に関する質疑応答が予定されている(当日カフェは貸切ではないため一般の方も利用されています)。
Pondsもお披露目! 大懇親会
当日はバックガレージ(写真)も利用して、50名まで対応可能な大懇親会を予定。キャパはまだまだ十分ゆとりがあるため今からでも参加者は大歓迎。
なお、露天風呂Pondsのお披露目を兼ねて、RRCS会員らで自社商品のPRを希望される場合は「熱湯コマーシャル」も開催予定。
どんな企業が参加するの?
現時点で主催側を除き30名の参加が見込まれている。
参加企業:(順不同・敬称略)西松建設、三豊産業、木田組生コン、ウチダ商事、明治大学、淺沼組、日本道路、泰慶、三井住友信託銀行、佐藤渡辺、カイコン、沖縄県生コンクリート工業組合北部地区共同試験所、合同テクニカ、安藤・間、五葉共創、大阪兵庫生コンクリート工業組合、内山アドバンス、東北レミコン、電力中央研究所、RRCS事務局。
当日は宮本さんも張り切ってます
大懇親会対応のために整備されたW.C.。ゲストは思う存分酔いしれていただけるようよろしくお願い申し上げます。
「コンクリートをもっと身近に」
僕はねー、仕事だから真面目にやるってのが苦手なんだよねー。かちっとした服装で発言に気をつけて、ってやつね。それって、嘘ついてるってことじゃん。普段の自分をひた隠しにしてそれっぽいこと言ってる、つまり、嘘つきってことだよね。遊びとか仕事とかわざわざ区分しないでみんなありのままの姿で来てもらえるように心がけているのが滞在型ラボラトリkrシリーズなんだ。希望者は滞在(今回は明治大学御一行にご利用いただく予定)も可能だからどうぞ遠慮なくねっ。
オワッコーン‼︎
仕切り直しとなりましたRRCS主催のイベントに一人でも多くの方に参加していただきたく職員・イメキャラ一度お待ちしていまっす。
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。