2024/09/24
「宮本さんの思いつきで始まって飽きたら壊す団体ではありません笑」大阪兵庫船尾サンコン(月刊残コン Vol.86)
去る9月11日に開催された「みんなで作るみんなのラボ&オフィス」JOISキックオフイベントにはお忙しい中各地から多くのご来場をいただきまして誠にありがとうございます。 ここより、新しい時代に応える新しいコンクリート産業が生まれることを宣言いたいます。
JOISキックオフイベントのご報告
大阪兵庫船尾サンコンさんの宣言
(写真はJIC森先生の懇親会における勇姿) 「宮本さんの思いつきで始まって飽きたら壊す団体ではありません笑」大阪兵庫船尾サンコンさんの冒頭の挨拶から始まったJOISキックオフイベント。知っている人は知っている、前科者(?)の宮本さんが主要人物に名を連ねているからってJOISはそうそう簡単に解散してしまうような取り組み・プロジェクトではないよ、というサンコンさんの牽制球ズドン。「(生コン屋さんが)みんなで作るみんなのラボ&オフィス」という理念についての説明にてキックオフとなった。
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登場! 「テッペン、獲ろうか。」
目玉の一つは、「テッペン、獲ろうか。」や「ドットコン」のバズで話題を掻っ攫う小澤辰矢の登場。今後JOISでは業界内外の有名人をも巻き込んでコンクリートを盛り上げていく予定だ。
関連記事: 「大企業になること確定しました」(小澤辰矢) みんなで作るみんなのラボ&オフィス【JOIS】キックオフ ②
需要がある時だけ動かす生コン工場
なお、業界でも有名どころのセイアや日工といった企業名も名を連ねた。新たな時代の新たな生コン業というテーマでJOISの歩みは止まることを知らない。
関連記事:「バックオフィスのシェア! 組織運営のサポート」みんなで作るみんなのラボ&オフィス【JOIS】キックオフ ③
「残コンさん、いらっしゃい!」日鉄高炉セメント大嶽役員登壇
そして、場をビシッと閉める、という意味も含めて日鉄高炉セメントの大嶽役員からのご挨拶から始まったJOISキックオフイベント懇親会。このまま帰ってきた「残コンさん、いらっしゃい!」の公開収録になだれ込む。番組は近々
関連記事:「残コンさんいらっしゃい!」 みんなで作るみんなのラボ&オフィス【JOIS】キックオフ ④
全く新しい生コン業界へ!
今はまだ、残コンの大半は廃棄物。宮本さんは残コンのことを「砂金」と表現し、「5年以内に残コンを奪い合う時代が到来する」と断言して憚らない。そんな全く新しい生コン業界もJOISがきっかけとなって生まれる実務家たちの努力の末に結実することだろう。
関連記事: 「5年以内に残コンを奪い合う時代が到来します」 林和彦先生(香川高専)と行く! 残コンステーション見学
オンラインサロンJOIS 月額2,990円
現在、急ピッチで進んでいるJOIS事務局が発足されたら直ちに関係者らに入会のご案内を予定している。コンクリート実務家にとっての「お守り」のような存在であるばかりでなく、頼れるコンサルタント、あるいはR&Dのパートナー探しの場所のようなプラットフォームを目指す。 https://jois.works/
「コンクリートをもっと身近に」
それにしてもサンコンさん、上手いこと言ったよねっ。 僕の中でサンコンさんは本流の人、ってイメージです。他にも、何人か思い当たる人たちがいますが、その人たちがJOISで交流した暁に全く新しいコンクリート産業が生まれているんだと思いますっ。 「伝える」は生コンポータルの役割と心得て、頑張るよっ。
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。